越境EC向け決済システムの選び方:各国で人気の決済方法を徹底比較
2024.06.26ECサイト
近年、ネット通販業は国内だけでなく海外の消費者にも注目され、越境ECを行う企業が日本だけでなく世界中で増加しています。
日本ではネット通販の支払いとしてはクレジットカードの他に、代金引換や銀行振込、コンビニ支払いなどがありますが、海外ではこれらの決済システムはほとんど使われず、その国独自のオンライン決済システムが主流となっています。
特にネット通販大国と言われる中国やアメリカでは、クレジットカードと同様に世界中で使用でき、安全性の高いオンライン決済システムが支払い方法の主流となっています。
本記事では、EC業界で働く筆者が、自身の経験に基づいて、越境ECを行うのであれば知っておきたい、現在ネット通販で使用される決済システムについて解説します。越境ECで導入する決済システムをお探しの方は、参考にしてください。
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目次
なぜ決済システムが重要なのか?
越境ECとは、国境を超えた電子商取引を意味する言葉です。わかりやすくいえば、海外に対するネット通販事業とも言い換えられます。越境ECについて詳しく知りたい方は下記記事を参照ください。
>>越境ECとは?失敗しない始め方5STEPと成功事例を解説【基礎知識】
越境ECでは、対象国に合わせた決済システムを導入することが重要です。ここでは、決済システムが急速に普及した背景と決済システムの重要性を解説します。
決済システムが急速に普及した背景
かつてはクレジットカードが海外のネット通販の決済サービスではトップシェアでしたが、ここ数年で大きく様変わりしました。
画像引用元:総務省「平成30年版 情報通信白書のポイント」
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd127210.html
※支付宝=アリペイ
微信支付=ウィーチャットペイ
中国では中国の銀行カード協同組合である中国銀聯のUnionPay、また中国で開発されたAlipayやWeChatPayなどが中国のモバイル決済市場の90%以上を占めています。
画像引用元:総務省「平成30年版 情報通信白書のポイント」
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd127210.html
アメリカでは日本でも普及しつつあるPayPalが個人の口座に入金でき、オンライン決済が可能です。各国では通貨が異なり、為替の影響を受けやすい越境ECは元々クレジットカードの支払いが最も便利でしたが、現在はこれらの決済システムがトップシェアを占めています。ここまで普及した背景には「手軽さ」と「安全性」の2つの要因があります。
「手軽さ」については、スマホやPCにIDを入力してログインするだけで、クレジットカードやデビットカードの機能、非接触型のスマホ支払いなど、利用者のニーズに合わせた支払い方法を選択できることが挙げられます。複数の決済システムを別々に導入することなく、1つのシステムで完結できる手軽さが多くの事業者・ユーザーに受け入れられました。
また「安全性」については、近年クレジットカードのカード番号と裏面のセキュリティコードが盗まれ、ネット通販で不正利用される事件が多発しており、安全面が懸念されています。
一方で、最新の決済システムでは、簡単に盗まれる可能性があるセキュリティコードを使用せず、専用口座に入金し、デビットカードのように利用することができます。また、スマホでQRコードを読み取ることで非接触型の決済も可能です。そのため、クレジットカードよりも安全に利用できます。
さらに、近年中国のオンライン決済サービスの大手Alipayでは、同グループが運営する中国最大級のECモールであるアリババで商品を購入すると、購入時ではなく商品が到着した時点で引き落としが行われるため、商品未着のリスクも回避できる支払いを開始しました。
これら最新の決済ツールは今後さらに進化していくと予想されています。
越境ECで決済システム選定が重要な理由
国や地域により普及している決済方法は異なるため、越境ECでは対象国に合わせた決済システムを導入することが大切です。世界中には、さまざまな決済システムがあります。特定の国で普及していても、日本ではほぼ無名のものも少なくありません。
進出国の実情に合わせた決済システムを導入しておかないと、ユーザーの利便性が低下し、早期離脱や、カートに商品を入れたものの購入に至らない、いわゆるカゴ落ちを招くリスクが高くなります。筆者の経験では、日本の「常識」で決済システムを導入し、苦戦しているEC事業者様が少なくありません。進出国で利用率の高い決済システムを導入することが重要です。
また決済システムだけでなく、言語、法令、物流、税金など、越境ECには参入障壁があります。越境ECに取り組むすべての事業者様に読んでいただきたい『越境EC完全攻略ガイド』は以下からダウンロード可能です。ぜひあわせてご覧ください。
各国で使われる主要決済方法
続いて、アメリカ、イギリス、中国、韓国などで使用されている主な決済方法を紹介します。
アメリカ
CNBCが発表しているデータによると、アメリカの主要な決済方法は以下のとおりです。
画像引用元:CNBC「Mobile payments have barely caught on in the US, despite the rise of smartphones」
https://www.cnbc.com/2019/08/29/why-mobile-payments-have-barely-caught-on-in-the-us.html
越境ECに関連の深い決済方法に絞って順位を示します。
順位 | 決済方法 | 割合 |
---|---|---|
1位 | クレジットカード | 80% |
2位 | デビットカード | 59% |
3位 | PayPal | 44% |
出典:CNBC「Mobile payments have barely caught on in the US, despite the rise of smartphones」
アメリカの主要な決済方法はクレジットカードです。オンライン決済サービスではPayPalが人気を集めています。アメリカに本社を構えるAppleの決済サービスApple Payも人気の決済サービスといえるでしょう(シェア9%)。
また、最近ではモバイル端末を利用してクレジットカード決済ができる「Square」も注目を集めています(シェア3%)。Squareはオンラインでの販売にも対応しています。ちなみに、経済産業省が発表している資料によると、アメリカのキャッシュレス比率(キャッシュレス比率=カード決済(電子マネーを除く)+E-money決済)/家計最終消費支出)は55.8%です(2020年時点)。
出典:経済産業省「キャッシュレスの将来像に関する検討会とりまとめ」
イギリス
UK FINANCEが発表している資料によると、イギリスの主な決済方法は次のとおりです。
画像引用元:UK FINANCE「UK PAYMENT MARKETS SUMMARY 2019」
https://www.ukfinance.org.uk/sites/default/files/UK-Finance-UK-Payment-Markets-Report-2019-SUMMARY.pdf
越境ECに関連が深い決済方法に絞って順位を整理します。
順位 | 決済方法 | 決済額 |
---|---|---|
1位 | デビットカード | 15,098億ドル |
2位 | ダイレクトデビット | 4,356億ドル |
3位 | クレジットカード | 3,232億ドル |
出典:UK FINANCE「UK PAYMENT MARKETS SUMMARY 2019」
経済産業省が発表している資料によると、イギリスのキャッシュレス比率は63.9%です。この値は、47.8%のフランス、46.3%のスウェーデン、21.3%のドイツを大きく上回っています(2020年時点)。イギリスは、ヨーロッパの中ではキャッシュレス化が進んでいる国です。同資料によると、世界の中でも4番目に位置づけられています。
イギリスで最も用いられている決済方法はデビットカードです。口座自動振替のひとつであるダイレクトデビットも普及しています。
出典:経済産業省「キャッシュレスの将来像に関する検討会とりまとめ」
中国
UnionPayが発表している資料によると、中国の主な決済方法は次のとおりです。
順位 | 決済方法 | 割合 |
---|---|---|
1位 | モバイル決済(スマホ決済) | 86.0% |
2位 | デビットカード | 71.0% |
3位 | クレジットカード | 60.0% |
出典:UnionPay「【現金とキャッシュレス決済に関する調査】日本・中国・韓国のキャッシュレスの実態を比較!日本はやっぱり現金派!?現金使用額が他国と比較して1位に」
中国では、デビットカード、クレジットカードよりもモバイル決済が普及しています。モバイル決済の代表的なサービスとして、アリババが提供するAlipay(支付宝/ アリペイ)、テンセントが提供するWeChat Pay(微信支付/ウィチャットペイ)があげられます。
クレジットカードがあまり利用されておらず、デビットカードが普及している点もポイントです。デビットカードでは、UnionPay(銀聯(ぎんれん)が人気を集めています。ちなみに、中国のキャッシュレス決済比率は83.0%です(2020年時点)。
出典:経済産業省「キャッシュレスの将来像に関する検討会とりまとめ」
韓国
UnionPayが発表している資料によると、韓国の主な決済方法は次のとおりです。
順位 | 決済方法 | 割合 |
---|---|---|
1位 | クレジットカード | 83.0% |
2位 | デビットカード | 81.0% |
3位 | モバイル決済(スマホ決済) | 62.0% |
出典:UnionPay「【現金とキャッシュレス決済に関する調査】日本・中国・韓国のキャッシュレスの実態を比較!日本はやっぱり現金派!?現金使用額が他国と比較して1位に」
韓国のキャッシュレス決済比率は世界で最も高い93.6%です(2020年時点)。所得控除政策などを導入して国がキャッシュレス化を推進しました。決済方法の中で最も普及しているのがクレジットカードです。モバイル決済では、韓国のチャットアプリ「カカオトーク」上で利用できる決済サービス「Kakao Pay」が人気を集めています。
出典:経済産業省「キャッシュレスの将来像に関する検討会とりまとめ」
香港
日本金融通信社によると、香港のカード発行枚数、カード取扱回数、カード取扱高は以下のとおりです。
図表1 カード発行枚数(万枚)
2015年 | 2016年 | 2017年 | |
---|---|---|---|
クレジットカード | 1,904 | 1,918 | 1,967 |
電子マネー | 集計なし | 集計なし | 4,673 |
図表2 カード取扱回数(万回)
2015年 | 2016年 | 2017年 | |
---|---|---|---|
クレジットカード | 51,600 | 55,600 | 62,800 |
デビットカード | 12,600 | 13,300 | 13,600 |
電子マネー | 集計なし | 集計なし | 563,900 |
図表3 カード取扱高(億香港ドル)
2015年 | 2016年 | 2017年 | |
---|---|---|---|
クレジットカード | 5,580 | 5,700 | 6,590 |
デビットカード | 2,730 | 2,840 | 3,030 |
電子マネー | 集計なし | 集計なし | 1,350 |
2017年のカード取扱高をまとめた表は以下のとおりです。
順位 | 決済方法 | 取扱高 |
---|---|---|
1位 | クレジットカード | 6,590億香港ドル |
2位 | デビットカード | 3,030億香港ドル |
3位 | 電子マネー(交通系ICカード) | 1.350億香港ドル |
出典:日本金融通信社「キャッシュレス先進国を巡る 第10回 多様な決済手段を受け入れる世界の観光地―香港」
電子マネーは、交通系ICカードのオクトパスカード(八達通)が主流といえるでしょう。チャージできる金額は、最高で1,000香港ドル(約14,000円)です。2017年におけるカード取扱回数はクレジットカードとデビットカードを圧倒していますが、カード取扱高はクレジットカード、デビットカードを大きく下回ります。このことからオクトパスカード(八達通)は主に少額の支払いに利用されていることがうかがえます。
上記のデータをもとに算出すると、1回あたりの利用額が最も大きい決済方法はデビットカードです(1,350億香港ドル÷13,600万回)。
シンガポール
一般財団法人北陸経済研究所が発表している資料によると、シンガポールにおけるデジタル決済の状況は以下のとおりです。
画像引用元:一般財団法人北陸経済研究所「APAC主要国のデジタル決済事情」
https://fit.nikkin.co.jp/post/detail/db0024
主要な決済方法は次のとおりです。
順位 | 決済方法 | 割合 |
---|---|---|
1位 | クレジットカード | 42% |
2位 | デジタルウォレット | 32% |
3位 | デビットカード | 11% |
出典:一般財団法人北陸経済研究所「APAC主要国のデジタル決済事情」
1986年から銀行のキャッシュカードで即時支払いができる「NETS」を導入するなどキャッシュレス化を進めています。また、シンガポールは2018年に政府が主導して世界で初めてQRコード決済の規格を統一しました。
現地で利用されている主なQRコード決済として「PayNow」や「DBS PayLah!」が挙げられます。国主導のデジタル化推進施策により急速にキャッシュレス化が進んでいます。経済産業省が発表している資料によると、シンガポールのキャッシュレス比率は60.4%です(2020年時点)。
出典:経済産業省「キャッシュレスの将来像に関する検討会とりまとめ」
インド
一般財団法人北陸経済研究所が発表している資料によると、インドにおけるデジタル決済の状況は以下の通りです。
画像引用元:一般財団法人北陸経済研究所「APAC主要国のデジタル決済事情」
https://fit.nikkin.co.jp/post/detail/db0024
主要な決済方法は次の通りです。
順位 | 決済方法 | 割合 |
---|---|---|
1位 | デジタルウォレット | 50% |
2位 | A2A | 15% |
3位 | デビットカード | 12% |
出典:一般財団法人北陸経済研究所「APAC主要国のデジタル決済事情」
2位のA2Aは「Account to Account Payment」の略語です。クレジットカード事業者などを通さずに、買手の口座から売手の口座へ代金が直接支払われる仕組みを指します。主なメリットは、手数料を抑えやすいことです。
インドは、脱税やマネーロンダリングの対策としてキャッシュレス化を進めています。代表的な施策としてあげられるのが高額紙幣の廃止です。小額紙幣の需要が高まり、現金が不足したため、キャッシュレス決済が大きな注目を集めました。この施策をきっかけに知名度を高めた決済サービスが「Paytm」です。「Paytm」はインドにおける主要なスマホ決済サービスに成長しています。
ロシア
北海道が発表している資料によると、ロシアの主な地域におけるキャッシュレス決済比率は次の通りです。
画像引用元:北海道「海外駐在員現地レポート・北海道銀行ウラジオストク駐在員事務所」
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/fs/5/8/8/0/3/7/1/_/2022年1月_ウラジオ事務所.pdf
キャッシュレス決済比率が高い地域は以下のとおりです。
順位 | 地域 | キャッシュレス比率 |
---|---|---|
1位 | ネネツ自治管区 | 72.8% |
2位 | A2A | 67.7% |
3位 | ムルマンスク州 | 67.3% |
– | ロシア全体 | 59.4% |
出典:北海道「海外駐在員現地レポート・北海道銀行ウラジオストク駐在員事務所」
キャッシュレス決済の普及状況は、大都市圏と地方で大きく変わりません。ロシアで主に利用されている決済方法はデビットカードです。特に、非接触のタッチ決済が普及しています。また、最近ではQRコード決済も徐々に普及しつつあります。今後は、決済方法が多様化することも考えられます。
世界で多く使われる決済システム
以上の通り、主要な決済方法は国で異なります。越境ECでは、進出国で利用されているローカルの決済システム、または世界中で利用されている汎用性の高い決済システムを導入しておきましょう。
優先度としては、ローカルの決済システムよりも汎用性の高い決済システムをおすすめします。
世界で利用されている汎用性の高い決済システムには、どのようなサービスがあるのでしょうか。導入を検討したい主要なサービスは次のとおりです。
【主要な決済システム】
- PayPal
- Stripe
- Payoneer
越境ECには、多言語・多通貨に対応している決済システムが適しています。ただし、ECモールと自社ECではおすすめの決済システムが異なる場合があります。自社に合ったものを選択することが大切です。
PayPal
画像引用元:PayPal公式HP
https://www.paypal.com/jp/home
アメリカのPayPal社が提供する決済システムPayPalは、アクティブアカウント数4億3千万超え、総加盟店数3,500万と、ネット通販を中心に世界中で利用されています。
出典:ペイメントナビ「アクティブアカウント4億3千万突破のペイパルが越境ECで日本商品を世界へ BNPLのPaidyとの連携強化し、サービス力の充実で国内市場を深掘り」
アカウント開設や維持は無料で手軽に使用でき、国内間での支払いであれば手数料がかからないため、本国アメリカや香港では越境ECにおいて最も利用されている決済サービスです。
クレジットカードやデビットカードを登録し、PayPalアカウントにチャージして支払うシステムのため、カード番号を相手に知られることがなく、安全性も高いです。
出典:PayPal公式HP
Stripe
画像引用元:Stripe公式HP
https://stripe.com/jp
Stripeは大企業から個人事業主まで、あらゆるビジネスに活用できる決済サービスです。135以上の通貨と支払い方法に対応しており、アカウントを作成すると、すぐに支払いを受け付けられる手軽さも魅力です。コンバージョン率を高めたり、不正利用を防いだりするEC向けの機能を搭載しています。
具体的には、機械学習を用いてユーザーに最も関連性の高い決済方法を提示する機能があります。売上アップにつながる可能性がある決済システムと言えます。以上の特徴を備えるため、Stripeは自社ECに適していると考えられます。
出典:Stripe公式HP
Payoneer
画像引用元:Payoneer公式HP
https://www1.payoneer.com/ja/
ニューヨークに本社を置くPayoneer Global Inc.が運営するオンライン代金受け取りサービスです。欧米および東南アジアのECモールにおける標準決済システムと位置付けられています。
主な魅力は、低コストで取引を行えることです。たとえば、外貨受取専用アカウントの受け取りは原則として手数料がかかりません。このアカウントを活用すれば、国内取引感覚で外貨を受け取ることができます。現地法人の設立などの複雑な手続きをせずに、アカウントを開設できる点も魅力です。Payoneerは、ECモールに適した決済システムといえるでしょう。
出典:Payoneer公式HP
導入時の注意点
日本から世界に商品を販売する越境ECを行う店舗や企業は年々増加していますが、それに伴いトラブルも増えています。まず、日本から海外に商品を発送する際には、商品代金や送料の他に関税がかかることをサイト上に明記する必要があります。
TPPにより今後、関税は廃止される方向に向かっていますが、現在は日本国内で取引する通販とは異なり、輸出入された商品には関税がかかります。基本的に関税はその国々で割合が決まっており、購入者側に支払う義務がありますが、サイトにその旨の説明が無いと、送料と商品代金だけで届くものだと思っていた消費者からクレームを受ける可能性があります。
また、中国では入金後、商品を発送しなかったり、劣悪な商品を送りつけたりするトラブルも多く発生しています。そのため、越境ECを行うのであれば、AlipayやPayPalなど、返金対応も可能で、商品受取後の引き落としサービスなども利用できる、安全で信頼できる決済システムを複数選択できるようにしておくことが大切です。
越境ECを始める際の注意点・ポイントは以下の記事でも詳細に解説しています。あわせてご覧ください。
>>越境ECを始める際に気をつけたい物流・配送・決済などのポイント
越境ECは決済システムを慎重に選択しよう
越境ECでは、進出国の実情を踏まえて決済システムを導入する必要があります。国によって主要な決済方法は異なるためです。筆者の経験では、決済システムの選択を誤ると、早期離脱やカゴ落ちのリスクが高まります。この記事を参考にして、導入する決済システムを検討してみてはいかがでしょうか。
また、越境ECでは、物流にも注意を払う必要があります。通関書類が必要になるなど、国内ECとは大きく異なるためです。越境ECの物流でお困りの方は、ウルロジにご相談ください。ウルロジは丁寧な梱包と柔軟な対応で、EC事業者様の成長を支える発送代行サービスを提供しています。越境ECの発送代行では、商品の入荷や梱包、運送業者への引き渡しはもちろん、発送から段ボールなどの資材の調達まで、総合的におまかせいただけます。
提携しているのは、豊富な実績を持つ海外発送専門業者です。複数の発送種別にも対応しているので、自社に合った形で利用できる発送代行業者を探している方は、ぜひご相談ください。
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