Vtuber・YouTuber必見!オリジナルグッズの販売方法と注意点やポイント

2024.03.27物流・フルフィルメント
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【Vtuber・YouTuber】オリジナルグッズの販売方法

Vtuber市場とYouTuber市場の拡大が続いており、同時に、日々新しい才能が登場して競争が激化しています。ファンとの関係性を深めるため「自分のグッズを作りたい」と考えている方は多いでしょう。一方で「グッズ販売ってどうすればよいの?」などの疑問を抱いている方もいるはずです。グッズ販売のポイントは、ファンのニーズを把握することと、目的に合った販売方法を選ぶことです。

ここでは、VtuberやYouTuberがグッズ販売を開始するにあたり知っておきたいポイントを解説しています。

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Vtuber・YouTuberグッズの販売方法をフローチャートで診断

Vtuber・YouTuberグッズの販売方法をフローチャートで診断

Vtuber・YouTuberグッズの販売方法には、いくつかの選択肢があります。それぞれの特徴は異なるため、目的に合っている方法を選ぶことが大切です。まずは、以下のフローチャートで、自分に合っている販売方法を診断しましょう。

Vtuber・YouTuberグッズの販売方法

ここからは、各販売方法の特徴を紹介します。

A.自宅から配送する

主な目的がグッズの販売ではなくグッズの配付であれば、自宅からユーザー宅へ届ける方法が向いています。基本的な配送の流れは次のとおりです。

  1. メーカーでグッズを製造する
  2. 1のグッズが自宅に届く
  3. 自分で配送手配を行う
  4. ユーザーにグッズが届く

自分でグッズの製造手配から配送手配までを行うことは、販売を主な目的としない場合や、大量生産・大量配布を希望する場合には向いていません。コミュニティ内で限られたユーザーを対象にグッズを配布したいときに適している方法です。また、個人情報の扱いに注意する必要があります。自分の個人情報はもちろん、ユーザーの個人情報も慎重に扱いましょう。

B.倉庫を借りて発送する

生誕記念、結成記念など、イベントにあわせて不定期でグッズを販売したい場合は、倉庫を借りて発送する方法が適しています。基本的な販売の流れは次のとおりです。

  1. メーカーでグッズを製造する
  2. 1のグッズが倉庫に届く
  3. 自分で入庫・検品作業などを行う
  4. ユーザーがグッズを注文する
  5. 自分で配送手配を行う
  6. ユーザーにグッズが届く

グッズの一時的な保管場所として倉庫を活用するイメージです。この方法であれば、事務所などの場所を使うことなく、さまざまなグッズを保管できます。このため、不定期にグッズを販売したい場合に適しています。ただし、グッズを保管している間は、倉庫の賃料がかかります。計画的にグッズを販売・保管することが大切です。

以下のページでも在庫管理について詳しく解説していますのでよろしければご覧ください。

>>在庫管理の重要性と適切に管理する方法とは?

C.発送代行に依頼する

グッズ販売を定期的に行いたい場合は、発送代行の利用が適しています。発送代行は、入庫・検品・梱包・出荷・受注管理・在庫管理など、物流に関わる一連の業務を代行してくれるサービスです。参考に、基本的な販売の流れを紹介します。

  1. メーカーでグッズを製造する
  2. 1のグッズが倉庫に届く
  3. 発送代行業者が入庫・検品作業などを行う
  4. ユーザーがグッズを注文する
  5. 発送代行業者が配送手配を行う
  6. ユーザーにグッズが届く

グッズ販売を定期的に行うと、物量が多くなるため管理に手間と時間がかかります。個人で対応すると、コストが割高になるうえグッズの出荷業務に忙殺されることが少なくありません。発送代行を利用すると、これらのリスクを遠ざけられます。物流のプロが代行するため、サービス品質が高い点も魅力です。

D.特化型の発送代行に依頼する

配送方法などにこだわりたい場合は、特化型の発送代行がおすすめです。ここでいう特化型の発送代行は、カスタマイズに対応しているサービスと考えればよいでしょう。カスタマイズの内容はサービスで異なりますが、直筆のメッセージカードを同梱できる、ギフトラッピングを行えるなどが考えられます。

リピートアップに繋がる同梱物についてはこちらで詳しく紹介しています。

>>【EC運営】リピートアップに繋がる同梱物とは?種類と役割を徹底解説

特化型の魅力は、手間と時間をかけずに特別な顧客体験を提供できることです。顧客エンゲージメントを強化できる可能性があります。グッズを本格的に販売したい場合に向いています。

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Vtuber・YouTuberとグッズ販売の現状

Vtuber・YouTuberとグッズ販売の現状

グッズ販売を始めるにあたり、気になるのがVtuberやYouTuberの現状です。近年はVtuber市場の急拡大が続いています。2020年度時点で144億円だった市場規模が、2022年度時点で520億円まで拡大しています(Vtuber事務所を運営する企業の売上高ベース)。上記金額の51.3%をグッズ販売が占める点もポイントです。

出典:株式会社矢野経済研究所「VTuber市場に関する調査を実施(2023年)」

YouTuber市場も、引き続き拡大傾向と考えられています。動画広告市場が拡大しているためです。2022年時点で5,581億円だった市場規模が2024年には7,209億円に拡大すると予想されています。

CyberAgent「サイバーエージェント、2023年国内動画広告の市場調査を発表」

画像引用元:CyberAgent「サイバーエージェント、2023年国内動画広告の市場調査を発表」
https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=29827

Vtuber市場、YouTuber市場とも盛り上がりを見せているため、グッズ販売は検討する価値のある取り組みといえるでしょう。グッズ販売には、ファンサービスという側面もあります。視聴者との絆を深める取り組みとしても有効です。個人で活動している方も、製造・販売・発送などを委託すればグッズ販売を行えます。

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Vtuber・YouTuberがグッズ販売で注意するポイント

Vtuber・YouTuberがグッズ販売で注意するポイント

グッズ販売を開始する場合は、いくつかの点に注意が必要です。特に注意したいポイントとして、個人情報の取り扱いがあげられます。自分の個人情報が外部へ漏れないようにすることはもちろん、グッズを購入してくれた視聴者の個人情報も外部へ漏れないようにする必要があります。

自分の住所や電話番号が外部へ漏れると、ファンの訪問などを想定しなければならないため、プライベートな時間を確保しにくくなります。想定外のトラブルに発展する恐れもあるため十分な注意が必要です。視聴者の住所や電話番号が外部へ漏れると、これまでに築いた信頼を失ってしまいます。

匿名配送を利用するなどの対策が求められます。著作権・肖像権の侵害にも注意が必要です。有名キャラクターを模してグッズを製作すると訴訟問題に発展するかもしれません。グッズの製作には細心の注意を払いましょう。

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グッズの取り扱いが得意な物流会社がおすすめするはじめやすいグッズ3選

グッズの取り扱いが得意な物流会社がおすすめするはじめやすいグッズ3選

ここからは、さまざまなグッズを取り扱ってきた物流会社が、物販を始めやすいおすすめのグッズをVtuber・YouTuberにわけて紹介します。

Vtuber編

Vtuberは、アニメやキャラクターのグッズ展開を参考にしてみてはいかがでしょうか。リアルに存在しないという点やファン層が共通しているためです。いつでも身に着けておけるグッズを展開することで、推しを身近に感じられるため喜ぶファンが多いでしょう。

アクリルスタンド

アクリルスタンドは、Vtuberの定番グッズです。最初に製作したいグッズのひとつといえます。主な魅力は、Vtuberを立体的に飾れることです。配色、ポーズなどの自由度が高いため、より映えるデザインを制作する必要があります。サイズにも配慮が必要です。具体的な使用シーンを想定しておくと、使いやすいアクリルスタンド、選ばれやすいアクリルスタンドになります。

缶バッジ

缶バッジも、Vtuberの定番グッズです。主な魅力として、カバンや洋服につけられることがあげられます。具体例としてあげられるのが「痛バッグ」です。「痛バッグ」は、推しをアピールするため、缶バッチなどを大量につけたカバンといえるでしょう。

丸や四角など、さまざまな形状がある点も見逃せません。バリエーションを手軽に増やせます。コレクション性が高いため、まとめ買いされるケースが多い点もポイントです。ブラインド販売で、ファン心理を刺激するケースもあります。

マグカップ

日常生活で使用できる点が魅力です。グッズ購入に積極的ではない視聴者を取り込める可能性があります。したがって、日常生活に馴染むデザインを心がけることが大切です。使う人の目線で製作しましょう。

YouTuber編

YouTuberは、インフルエンサーのグッズ展開を参考にするとよいでしょう。どちらも基本的には「人物」が魅力になるためです。ファンの心理に訴えかけることができるグッズは、好評を得やすいです。

Tシャツ

定番のグッズとしてアパレルがあげられます。中でも扱いやすいのが、無地のボディが安価で販売されているTシャツです。デザインを決めれば、簡単に展開できます。前面の中心に大きな画像をプリントする、左胸や袖に小さなロゴマークをプリントするなど、デザインのバリエーションが豊富な点も魅力です。半袖とロングスリーブがあるため、季節を問わず販売できます。

ステッカー

ステッカーも、YouTuberが取り組みやすいグッズの一つとして挙げることができます。低価格で量産できる点が魅力です。幅広い用途に使用できるうえ推しをアピールできるため、大きな需要が見込めるグッズになりうるでしょう。製作のポイントは使用シーンを想定することです。汎用性を高めたい場合は剥がしやすい素材、野外で使用する場合は耐候性のある素材を選びましょう。

トートバッグ

実用性の高いグッズを展開したいときは、トートバッグがおすすめです。外出からショッピングまで活用できるため、幅広い層にアピールできます。また推しのYouTuberと一緒に外出できるため、コアな層からも支持されるでしょう。個性を演出したい場合は、メッセージ性の強いデザインにする、ストラップにこだわるなどを心がけるとよいかもしれません。

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Vtuber・YouTuberはグッズ展開でファンとの距離を縮めましょう

Vtuber・YouTuberはグッズ展開でファンとの距離を縮めましょう

グッズ販売には、売上を伸ばす以外にファンとの距離を縮める目的があります。両者の関係が密接になれば、日々の活動を積極的に後押ししてくれます。グッズ販売は、Vtuber・YouTuberにとって重要な取り組みといえるでしょう。

ただし、とにかくグッズを販売すればよいというものではありません。ニーズを踏まえてグッズを製作し、目的を踏まえて販売方法を選択する必要があります。グッズ販売を定期的に行いたい場合は、配送代行サービスを利用するとよいでしょう。

グッズ販売でお困りの方は、初めてでわからないことが多い方から生産性向上や物流コストカットを検討されている方まで柔軟にサポートできる発送代行サービス「ウルロジ」に以下のページからご相談ください。現在の状況をおうかがいしたうえで、ご要望に応じた最良の物流プランを提案いたします。

タグ : Vtuber グッズ Youtuber グッズ
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角田和樹
上場企業であるディーエムソリューションズ株式会社の物流関連サービスで15年間、営業やマーケティング、物流企画など様々なポジションを経験。 現在は物流・発送代行サービス「ウルロジ 」のマーケティング全体設計を担う。通販エキスパート検定1級・2級を保有し、実際に食品消費財のEC事業も運用。ECノウハウに対しても深い知見を持ち、物流事業者としてだけでなく、EC事業者の両面からnoteウェビナー等での情報発信を行う。