熨斗(のし)とは?掛け紙との違いについても紹介

2022.06.08EC/物流用語集
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用語集

熨斗(のし)とは

熨斗(のし)とは、熨斗鮑(のしあわび)を指す言葉です。熨斗と聞くと熨斗紙を連想する方もいるかもしれませんが、正確には熨斗紙の右上に印刷されている黄色の長細い熨した鮑のことです。

古来、保存食である熨(の)した鮑は縁起物として水引とともに贈答品に添える風習がありました。その風習が現在の、祝儀などフォーマルな贈答品に熨斗紙を添えることにつながっています。

また、熨斗は縁起物のため、弔事やお見舞いなどの二度と起きてほしくないことには適していません。そのような場合は、熨斗のイラストのない水引だけが印刷された「掛け紙」を利用しましょう。

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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。