ソーシャルコマースとは?新しい販売方法や具体例を交えて解説

2022.06.09EC/物流用語集
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用語集

ソーシャルコマースとは

ソーシャルコマースとは、ソーシャルメディアとECを組み合わせた販売方法です。
SNSやチャットアプリなどのコミュニケーションプラットフォームで集客を行うだけでなく、商品の販売まで一連して行います。
例えばInstagramでは、ショップを開設することができ、そこに商品の一覧を表示できます。
そこから直接、欲しい商品の商品ページへ飛び、商品を購入できるという仕組みです。
LINEでもこのような直接商品を購入できる機能があり、キャッシュレスアプリによる決済にも対応していて、最短2タップで商品を購入することも可能です。

ソーシャルコマースの事例

ルイ・ヴィトン

高級ファッションブランドの「ルイ・ヴィトン」。
中国のソーシャルコマース小紅書(Little Red Book、通称「RED」)ではライブストリーミングセッションを実施するなど、ソーシャルコマースを取り入れています。
口コミなどの影響力が大きい中国市場において多数のフォロワーを獲得しています。

17kg

17kg(イチナナキログラム)は10代~20代をターゲットにした韓国アパレルブランドです。
Instagram発のブランドで、急成長を遂げました。
高い頻度でコーデや着こなしなどをInstagramやTwitterで発信し、そこに商品タグや商品ページのリンクを付け、購入ページへ誘導していました。
SNSからECサイトへの導線設計が徹底されていた事例です。

 

バルミューダ

家電機器メーカー「バルミューダ」では、著名人のインタビュー記事をSNS上でも発信しています。それにより、潜在的な顧客ニーズを獲得しています。

 

タグ : 用語
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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。