TQC(Total Quality Control)とは?TQM(Total Quality Management)も併せて解説

2022.06.07EC/物流用語集
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用語集

TQC(Total Quality Control)とは

TQCとは、「総合的品質管理」「全社的品質管理」と訳され、品質管理を企業全体で取り組むことを指します。
1950年代にアメリカのファイゲンバウムが提唱した言葉で、日本では1960年頃に導入されました。
徹底された品質管理は、日本経済の発展に大きく貢献しており、ものづくり大国として他国に優位性を確立しました。
各部門のメンバーが連携しあって品質管理に取り組むことは、社員の士気を高めることにつながり顧客のニーズに合わせた品質改良を行う組織を作り上げます。
バブル崩壊後から現在にかけては、経営戦略など総合的な視点から品質と価値を追求するTQM(Total Quality Management:総合的品質管理)が浸透しており、顧客視点の品質が重要視されています。

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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。