バンニングとは?デバンニングとの違いと作業中の注意点を解説

2022.06.06EC/物流用語集
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用語集

バンニングとは

バンニングとは、貨物をフォークリフトや手作業によりコンテナに積み込む作業のことです。反対に、貨物をコンテから取り出す作業のことをデバンニングといいます。

船で輸出する貨物は、空のコンテナに積み込む際に、行き先ごとにきちんと分類しなければなりません。
物流・貿易業界では「バン詰め」と呼んでいます。

バンニング作業の注意点は以下の3点です。

  • コンテナ内の重量バランスに配慮して、荷崩れしないように配置する
  • 積み込む前にコンテナ内部を点検し、貨物の破損リスクがないか確認する
  • 輸送中の破損トラブルがないよう、コンテナ内の荷物が動かないように固定する

手作業の多いバンニング作業は、輸送ミスや貨物の破損がないよう各作業工程を注意深くチェックしながら行わなければなりません。
また、積み下ろしの際にスムーズに引き渡せるように、積み込む際には順番も考える必要があるでしょう。

関連用語
デバンニング

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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。