コンタクトレンズECの成功に不可欠!医療機器物流の専門ノウハウ

2025.03.30物流・フルフィルメント
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コンタクトレンズのEC販売は成長を続けていますが、「発送に時間がかかる」「梱包の手間が大きい」「配送コストが高い」など、物流の課題に頭を悩ませている企業も多いのではないでしょうか?

特にコンタクトレンズは医療機器としての扱いが必要なため、適切な梱包・保管・配送が求められます。しかし、これらを自社で全て管理するのは大きな負担です。では、どうすればスムーズかつ低コストでコンタクトレンズを顧客に届けることができるのでしょうか?

本記事では、コンタクトレンズECの成功に不可欠な物流のポイントを解説し、効率的な発送方法やコスト削減のノウハウをご紹介します。EC事業者が直面しやすい課題を解決し、スムーズな物流体制を構築するためのヒントをお届けします。

コンタクトレンズの発送代行(物流代行)サービスのご利用を検討されている方には、弊社サービス「ウルロジ」をおすすめします。ウルロジは、最新設備の導入により人為的なミスを回避するとともに丁寧な梱包を実現した発送代行(物流代行)サービスです。サービスの詳細は、以下のページからダウンロードできる資料でご確認いただけます。
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コンタクトレンズの物流課題とは?

コンタクトレンズのEC市場が拡大する中、物流面での課題は複雑化しています。特に「クラス3」の高度管理医療機器に分類されるため、法的規制や品質管理の厳格さが他製品と一線を画します。以下では、具体的な課題を 法規制・サブスク対応・破損防止・期限管理 の4軸から掘り下げます。

コンタクトレンズは「クラス3」の高度管理医療機器

医療機器法規制による物流のハードル

コンタクトレンズの流通では、GDP(適正流通規範)に基づき、製造から顧客手元までの全工程で高温多湿を避け、推奨される温度・湿度を維持する必要があります。違反した場合、医薬品医療機器等法(PMD法)により販売停止処分を受けるリスクもあります。
出典:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律 

保管条件の規制

製品劣化を防ぐため、倉庫では「遮光カーテン+除湿機」を併用し、低めに湿度を維持する必要があります。特にソフトコンタクトレンズの保存液は蒸発しやすく、箱の膨張・収縮で密封性が損なわれる「パッケージ変形」が発生します。これを防ぐため、段ボール内部にシリカゲルを封入し、湿度変化を0.5%以内に抑える独自手法を採用している配送会社も存在しています。

定期購入の物流網の構築

サブスク顧客の継続率を高めるには、在庫切れを絶対に起こさないことが鉄則です。定期購入者の発送日管理には、ERPとWMS(倉庫管理システム)の連携が不可欠です。注文データを自動で出荷スケジュールに変換し、消費期限順に商品を選別します。誤配送や配送の正確さ、配送までの期間というのは顧客満足度に影響を与えます。

特にコンタクトレンズの定期配送では、届かないことでの弊害が大きく、それにより定期配送を解約される場合も少なくありません。発送業務に関してのプロフェッショナルである物流代行業社に委託することで、顧客からの解約率を下げることも可能となっています。見積もりだけでも以下から可能になっております。ご興味のある方はこちらからご相談いただくことが可能です。
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コンタクトレンズの破損リスク

問題点1:輸送中の衝撃によるレンズ損傷

コンタクトレンズは繊細な構造のため、配送時の振動や荷崩れでレンズにキズが入る事例が多発しています。特に冬季は、低温でプラスチックケースが脆化し、ひび割れが発生しやすくなります。

問題点2:保存液の漏出事故

レンズ保存用のガラス瓶やプラスチック容器は、衝撃でキャップが緩み、液漏れを起こすケースが後を絶ちません。不適切な梱包が原因で、外箱の変形が中身のレンズケースに伝わり、密封性が損なわれる「連鎖破損」も発生します。湿度管理された製品が空気に触れることで、品質劣化のリスクが高まります。

問題点3:再配送時の品質低下

破損品の再発送プロセスで、代替品の保管状態が適切でない場合、消費期限が短い製品を送付してしまう事例もあります。消費期限順に並べることをシステム化していない場合こういったリスクがつきまといます。

EC物流代行で解決!コンタクトレンズの発送を効率化する方法とは

コンタクトレンズの物流課題を解決するためには、EC物流代行サービスの活用が有効です。EC物流代行サービスは、在庫管理から発送、返品処理まで一括で請け負うため、事業者は販売やマーケティングに集中することができます。

EC物流の基本と業務範囲
EC物流の基本の流れ

発送代行(物流代行)サービスとは、EC事業者の商品入庫や在庫保管・管理、棚卸し、受注処理、梱包作業、伝票発行、発送手配といった物流業務全般をまるごと委託できるサービスのことです。

手間もコストもかかる業務を委託することで、売上に直結するコア業務である商品開発やプロモーションに注力する時間を確保できるようになります。

コンタクトレンズの物流代行を活用するメリット3選

1. 専門業者のノウハウでミスを防ぐ

医療機器を取り扱うには、倉庫業であっても「医療機器等製造業許可」が必須となります。これは薬機法への理解と対応が必要となるためで、保管するだけの倉庫であっても同様です。

あわせて、医療機器の中には精密機器も含まれます。湿度・温度・衝撃・振動にも注意を払わなくてはならないものも多く、保管する上で倉庫に様々な機能・設備が必要でもあります。

2. 定期購入対応がスムーズに

ECプラットフォームとWMS(倉庫管理システム)をAPI連携させ、自動出荷スケジューリングを実現することも可能です。顧客ごとの発送サイクルを設定すると、事前に在庫を確保できます。

3. 発送代行会社を通してコスト削減
ウルロジに物流業務を委託することで業務効率化・コスト削減ができる

発送業務を委託するとコストが上がると考える方も多いでしょう。しかし、実は自社で発送するよりもとても安くなりコスト削減につながることもあります。

発送代行サービスを利用することで総合的な物流コストが削減できる主な理由は、以下の3点に集約されます。第一に、梱包資材のコスト最適化が挙げられます。発送代行会社では、様々な案件を担当していることで梱包資材を大量発注しており、それにより通常よりも低い価格になることでコストの削減を図ることができます。

第二に、人件費の削減効果が明確です。自社で梱包や発送業務を行う場合、人員配置や時間管理にリソースを割く必要がありますが、代行サービスに委託することでこれらの業務負担が軽減されます。特にEC事業立ち上げ時のように出荷量が不安定な段階では、固定人件費の変動費化が可能となり、経営リスクの低減につながります。

第三に、配送料金の特別優遇が大きなメリットです。発送代行業者は複数社と締結した大口契約を背景に、公式送料より15-30%程度安い特別料金を適用できます。中小企業が単独で同等の条件を獲得するのは困難ですが、代行業者のネットワークを活用することで間接的に優遇料金を利用可能です。

コンタクトレンズECに最適な業者の条件とは

コンタクトレンズの物流代行を選ぶ際は、「医療機器対応の専門性」「システム連携力」「コスト構造」の3軸で厳格に評価する必要があります。単に安さやスピードを追求するだけでは、法規制違反や品質トラブルを招くリスクが高まります。特にサブスクリプション型のEC事業では、定期配送の精度が顧客離脱率に直結するため、以下の条件を満たす業者を選定しましょう。

条件1:医療機器対応の実績

  • GDP認証を取得しているか
  • 温度管理倉庫にデジタル温湿度計+自動記録システムがあるか

条件2:システム連携の可否

  • 主要ECカートとAPI連携可能か
  • 在庫切れを防ぐリアルタイム同期機能があるか
  • 顧客向けの配送状況トラッキングページを提供できるか

条件3:コストと品質のバランス

  • 初期費用が10万円未満
  • 破損保証を提供しているか

また、一件あたりの発送品質を高めることは顧客満足度の向上に寄与します。物流業務を単なるコストと捉えるのではなく、顧客ロイヤリティを高めるために特性に合った最適な発送方法を選択し、費用対効果を高めます。ウルロジではLTVを最大化させる丁寧な梱包・発送を得意としています。

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コンタクトレンズECの物流課題を解決し、売上アップを実現!

コンタクトレンズのEC事業において、物流課題は成長の障壁となるだけでなく、顧客満足度やブランド信頼性に直結する重要な要素です。しかし、適切な戦略を導入することで、これらの課題を解決し、売上拡大につなげることが可能です。

第一に、医療機器としての規制を遵守した物流体制を整えることが不可欠です。温度管理や湿度管理を徹底し、配送記録を厳格に管理することで、製品の品質を保証できます。実際に、専門の物流代行を活用した企業では、製品劣化に関するクレームが大幅に減少し、リピート購入率の向上が報告されています。

第二に、定期購入モデルに対応した柔軟な仕組みを構築することが重要です。自動出荷システムを導入し、顧客の購入サイクルに合わせた発送を実現することで、在庫切れや配送遅延を防ぎます。これにより、顧客の継続的な利用を促し、長期的な関係を築くことができます。

第三に、破損リスクを最小限に抑える梱包技術の導入が効果的です。衝撃吸収材や遮光性の高い資材を使用し、輸送中のトラブルを未然に防ぐことで、顧客が安心して商品を受け取れる環境を整備します。これにより、クレーム対応の負担を軽減し、リソースを販売促進に集中させることが可能です。

さらに、コスト最適化と効率化を両立させることで、利益率の向上を目指せます。物流代行サービスのスケールメリットを活用し、保管費や配送費を削減。浮いた資金をマーケティングや新商品開発に再投資することで、ビジネスの成長サイクルを加速させます。

重要なのは、物流を単なる「コスト」と捉えるのではなく、競争力の源泉として位置づけることです。顧客が求めるスピードと品質を実現し、ブランド価値を高めることで、市場での差別化を図れます。適切なパートナー選定と継続的な改善を通じて、物流課題を解決し、持続的な売上成長を実現しましょう。

タグ : コスト削減 EC運用 発送・梱包 EC物流
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角田和樹
上場企業であるディーエムソリューションズ株式会社の物流関連サービスで15年間、営業やマーケティング、物流企画など様々なポジションを経験。 現在は物流・発送代行サービス「ウルロジ 」のマーケティング全体設計を担う。通販エキスパート検定1級・2級を保有し、実際に食品消費財のEC事業も運用。ECノウハウに対しても深い知見を持ち、物流事業者としてだけでなく、EC事業者の両面からSNSウェビナー等での情報発信を行う。