Shopifyでの出荷業務を効率化!おすすめアプリとその活用法

2024.10.15物流・フルフィルメント
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Shopifyでの出荷業務を効率化!おすすめアプリとその活用法
「Shopifyの出荷業務を効率化したい」「おすすめの対策があれば教えてほしい」などと考えていませんか。出荷業務の負担に悩まされているEC事業者様は多いでしょう。Shopifyの出荷業務は4つのプロセスで構成されます。各プロセスで丁寧な作業を求められるため、自社だけで対応すると負担は大きくなります。お困りの方は、アプリを活用して業務の効率化を図るとよいかもしれません。

ここでは、EC業界で働く筆者が自身の経験に基づき、Shopifyにおける出荷業務の流れを解説するとともにShopifyの出荷業務に役立つおすすめアプリを紹介しています。「以下の情報を参考にすることで、直面している課題の解決がしやすくなるでしょう。Shopifyの出荷業務でお困りの方は、参考にしてください。

出荷業務の負担を軽減したい方には、ECの物流業務をまとめて委託できる発送代行がおすすめです。弊社のサービスであるウルロジはShopifyと自動連携できます。ヒューマンエラーの削減とコストダウンを目指せる点がポイントです。ご興味をお持ちいただいた方は、以下のページからダウンロードできるサービス資料をご確認ください。

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Shopifyの出荷業務の手順

Shopifyの出荷業務の手順
Shopifyにおける基本的な出荷業務の手順は以下の通りです。

【出荷業務の手順】

  1. 注文を受け付ける
  2. ピッキング・梱包を行う
  3. 送り状を作成し発送する
  4. 管理画面から発送処理を行う

ここでは、各プロセスについて解説します。

注文を受け付ける

自社ECで出荷業務の対象となる注文を受け付けます。Shopifyでは、注文を受けると「お届け先、注文内容、支払方法」などを記載した注文確認メールが登録したメールアドレスに届きます。こちらを参考に、注文の有無を判断するとよいでしょう。
Shopify公式「Shopifyストア開設ガイド」注文を受け付ける

画像引用元:Shopify公式「Shopifyストア開設ガイド」(資料請求にてご確認いただけます)
https://www.shopify.com/jp/blog/shopify-merchant-guidebook

注文確認メールが届いたら、自社ECの管理画面にログインして「注文管理」を選択します。ここで個別の注文をクリックすると、より詳細な注文情報を確認できます。この情報をもとに出荷準備を行います。注意したいポイントは以下の通りです。

【注意点】

  • お届け先(住所)の誤り
  • 商品在庫の有無
  • 決済状況のステイタス
  • お客様からの問い合わせ

住所に入力ミスがある場合や注文後に数量を変更したいなどの要望がある場合もあります。上記のポイントをチェックしてから次のプロセスに移りましょう。

ピッキング・梱包を行う

注文情報に誤りがなければ、出荷する商品のピッキングと梱包を行います。ピッキングは出荷する商品を集める業務、梱包は出荷する商品を緩衝材や段ボールなどで包む業務です。明細書があると、これらの業務をスムーズに行えます。明細書は、管理画面の「その他の操作」から「明細表を印刷する」で出力できます。自社のEC方針によって、明細書(または納品書)を同梱する必要がある場合もあります。

ピッキングの主な注意点は誤った商品をピックアップしないこと、梱包の注意点は丁寧に作業を行うことです。梱包作業が雑になると、輸送中に商品が破損したり、顧客満足度が低下したりする恐れがあります。これらの作業を終えてから、運送会社が指定する方式で商品の重量を測定します。

送り状を作成し発送する

梱包した商品に、必要事項を記載した送り状を貼り付けて、出荷の準備をします。送り状は、運送会社の営業所で入手できます。運送会社の担当者に相談して、届けてもらうことも可能です。準備が整ったら、商品を出荷します。

出荷方法には、いくつかの選択肢があります。具体的には、運送会社の営業所へ持ち込む、運送会社に集荷を依頼するなどが考えられます。混乱を避けるため、注文を受ける前に集荷方法を確認、相談しておくことが大切です。商品出荷後は、送り状の控えを保管しておきます。

管理画面から発送処理を行う

Shopify公式「Shopifyストア開設ガイド」管理画面から発送処理を行う

画像引用元:Shopify公式「Shopifyストア開設ガイド」(資料請求にてご確認いただけます)
https://www.shopify.com/jp/blog/shopify-merchant-guidebook

管理画面の「注文管理」にある「アイテムをフルフィルメント」をクリックして発送処理を行います。発送処理の流れは以下の通りです。

【発送処理】

  1. 送り状の控えを確認して「追跡番号」と「配送業者」を入力する
  2. 「配送状況の詳細を今すぐお客様に送信する」にチェックを入れる
  3. 画面の右側に表示される「アイテムをフルフィルメントする」をクリックする

「配送状況の詳細を今すぐお客様に送信する」にチェックを入れることで、お客様へ発送通知メールを送れます。Shopifyにおける出荷は以上の流れで行います。「フルフィルメント」のように日本では馴染みのない用語もありますが、おおむね直観で操作できるでしょう。

一方で、発送の数が多くなった場合には、注文管理と発送作業を同時に行うのは負担になる場合もあるため、発送代行サービスの利用がおすすめです。「ウルロジ」では、Shopifyとの自動連携も可能なので、出荷業務の負担を大幅に削減できる可能性があります。ご興味をお持ちいただいた事業者様は、以下のページから資料をご確認ください。

>>Shopifyの出荷業務負担を軽減できるウルロジの発送代行サービス資料を見てみる

Shopifyの出荷業務で役立つアプリ

Shopifyの出荷業務で役立つアプリ
Shopifyアプリを活用すると、出荷業務の効率を高められる可能性があります。ここからは、出荷業務に役立つShopifyアプリを紹介します。

配送&注文サポーター

EC事業者様が抱えがちな出荷の課題にフォーカスしたアプリです。具体的には、Shopifyの注文情報を大手運送会社の送り状フォーマットに対応したCSVファイルでダウンロードできます。一部の運送会社(ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便)は、追跡番号のアップロードにも対応しています。また、商品軸、注文軸でピッキングリストを作成することも可能です。

さらに、カートページに、アンケートや配送希望日・配送希望時間を指定するリストを追加することもできます。出荷業務の効率や顧客満足度を高められる可能性があります。

公式サイト:Shopify App Store「社配送&注文サポーター‑ネットイヤーグループ株式会社」

シッピーノ

Shopifyで受けた注文を取り込み、物流倉庫への出荷依頼を自動で処理するアプリです。楽天市場、Amazonなどの主要ECモールとも連携できます。複数のECモールと連携する場合は在庫同期も行えます。注文を一元管理して集荷依頼を自動化し、受注業務の負担を軽減できる点が魅力といえるでしょう。

対応している物流サービスは、FBAマルチチャネルサービス、ヤマト運輸フルフィルメントサービス、ロジザードZEROなどです。利用中の物流サービスであれば、最短1時間程度で連携できます。利用料金は9,800円(Shopifyと1つの物流倉庫を連携した場合)からです。

公式サイト:Shopify App Store「シッピーノ:受注処理から出荷依頼を自動化」

Shopify利用者は出荷業務の委託がおすすめ

Shopify利用者は出荷業務の委託がおすすめ
Shopifyの出荷業務でお困りの方には、ECの物流業務をまとめて委託できる発送代行の利用がおすすめです。Shopifyは効率よく出荷業務を行える体制を整えていますが、それでも出荷件数が増えると負担は重くなります。自社だけで受注、ピッキング、梱包、出荷の各工程を管理しなければならないためです。

発送代行に出荷業務を委託すると、これらの負担を大きく軽減できます。コア業務に集中しやすくなるため、自社ECが成長するきっかけになることも少なくありません。筆者は自身の経験から、自社ECの成長に欠かせないサービスと考えています。発送代行の中には、Shopifyと連携できるサービスがあります。自社だけで出荷業務に対応できない方は、物流代行の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

Shopifyと連携できる発送代行は以下の記事で紹介しています。ご興味をお持ちいただいた方は、こちらも参考にしてください。

>>Shopifyと連携可能なEC発送代行5選と選ぶ際の8つのポイント

Shopifyの出荷業務に柔軟に対応

Shopifyの出荷業務に柔軟に対応
Shopifyの出荷業務は、4つのプロセスにわかれます。顧客満足度に大きく関わるため、各プロセスを丁寧に行うことが大切です。また出荷業務は、アプリを活用することで効率を向上させることができます。ただし幅広い業務をこなさなければならないため、アプリのみでの負担軽減には限界があるでしょう。

出荷業務の負担減には、発送代行サービスの利用がおすすめです。出荷作業は社外のリソースを活用することで、商品開発やマーケティングなど、本業に集中することができます。加えて、発送代行サービスによっては、ECシステムと自動連携ができる場合もあります。今お使いのECシステムとの互換性を加味して、発送代行サービスを選択しましょう。

例えば、弊社が提供する発送代行サービス「ウルロジ」は、Shopifyとの連携ができます。またShopify以外にも国内外の主要なECシステムと連携可能なので、複数のシステムを利用されている事業者様にもおすすめです。「Shopifyと連携可能な発送代行サービスを探している」「Shopifyの出荷業務の負担を減らしたい」という事業者様は、以下のページからお気軽にご相談ください。

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タグ : ECお役立ち情報 ECカート Shopify Shopify  出荷
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角田和樹
上場企業であるディーエムソリューションズ株式会社の物流関連サービスで15年間、営業やマーケティング、物流企画など様々なポジションを経験。 現在は物流・発送代行サービス「ウルロジ 」のマーケティング全体設計を担う。通販エキスパート検定1級・2級を保有し、実際に食品消費財のEC事業も運用。ECノウハウに対しても深い知見を持ち、物流事業者としてだけでなく、EC事業者の両面からSNSウェビナー等での情報発信を行う。