3Rとは?3つのRのそれぞれの意味と、事業者側の取り組みの例を紹介

2022.06.07EC/物流用語集
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用語集

3Rとは

3Rとは、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の、3つの環境配慮に関するキーワードの頭文字をとった言葉です。

3Rへの取り組みでは、消費者1人ひとりの行動だけでなく、メーカーやブランドなど、企業・事業者側の姿勢も重要視されています。

3つのRのそれぞれの意味と、事業者側の取り組みの例は、次の通りです。

  • Reduce(リデュース):英語で「減らす」の意味。環境への負担となる廃棄物や資源の使用量を抑えること。
    例)製造工程で発生する廃棄物の量を減らす、製品作りに使用する資源の量を減らす など
  • Reuse(リユース):英語で「再使用」の意味。使用済みの製品や使われている部品などを、ゴミとして廃棄せずにくり返し利用すること。
    例)使用済み製品の回収、リユースしやすいような製品構造 など
  • Recycle(リサイクル):英語で「再循環」の意味。製造時に発生した副産物や廃棄物を、原材料の状態に戻し、再資源化すること。
    例)リサイクル可能な原材料の使用、リサイクルしやすいパッケージの工夫 など

経済産業省でも3R政策を推進しており、Reduce → Reuse → Recycleの順番で取り組むことを推奨しています。

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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。