ボールとは?ピース・ケースとの違いや入数について解説

2022.06.08EC/物流用語集
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用語集

ボールとは

ボールとは、販売単位の1つで複数のピースをまとめたものです。

販売単位には、「ピース」「ボール」「ケース」があります。ピースは最小販売単位を表し「バラ」と呼ばれることもあります。複数のピースを袋や箱でまとめた販売単位が「ボール」です。さらに、大量購入される方向けや物流コストを抑えるために複数のボールをまとめたのが「ケース」となります。

つまり、入り数で考えると「ピース<ボール<ケース」の順番に多くなります。

例えば鉛筆の場合を考えると、「ピース」「ボール」「ケース」の違いは以下のとおりです。

鉛筆の場合の1ピースは、最小販売単位である鉛筆1本になります。このような1本でのバラ売りは、「1本だけほしい」「数本しか必要ない」という顧客には便利です。しかし、「予備のためにも10本以上ほしい」という方には、利便性が悪いでしょう。また、販売店側からしても販売する際に本数を数える必要があるため、効率が悪くなります。

そこで、鉛筆10本をまとめて箱に入れたボールでも販売しています。このように入り数を増やした販売単位は商品によって需要があり、顧客・販売店の都合が良いのです。

さらに、配送しやすいように1ボールを30箱まとめたものが1ケースとなります。

関連用語
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ピース
ケース

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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。