MRP(Materials Resource Planning)とは?資材所要計画のメリットについて解説

2022.06.07EC/物流用語集
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用語集

MRP(Materials Resource Planning)とは

MRPは「資材所要計画」の略称で、製造業などで必要な部品や原材料などを、必要なときに必要なだけ調達する生産管理方法の一つです。
製品の生産量や時期を決定した生産計画をもとに、部品構成表や在庫情報を考慮して、発注すべき資材の購入時期と量を決定します。

MRPには以下のメリットがあります。
・在庫コストの削減
最適な資材を必要な時期に必要な量だけ発注するので、余分な在庫を抱えるリスクを抑えることできる
・顧客満足度アップ
適切な在庫管理によって、在庫切れなどのトラブルを回避できるので、納期を遵守して顧客対応の品質向上につながる
・生産性の向上
無駄な発注コストを予防し、棚卸などの工数削減により人件費を削減できるので、業務効率が上がる

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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。