稼働率とは?工場の生産ラインの稼働率の計算方法まで紹介

2022.06.08EC/物流用語集
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用語集

稼働率とは

稼働率とは、工場や倉庫における設備の稼働状況を示す割合のことです。つまり、稼働率が100%であれば、設備を最大限活用していることになります。

稼働率の計算式は以下のとおりです。
・稼働率 = 実際の生産量 (生産数量)÷ 生産能力 × 100

例として、工場の生産ラインの稼働率を計算してみます。

仮に、1か月の生産能力が10,000台の自動車工場で、生産できた台数を8,000台とします。
すると「8,000台÷10,000台×100」より、稼働率は80%です。

この状態であれば、あと20%の生産能力を余らせていますので、設備を効率的に活用する工夫が必要になります。例えば、「無駄な作業工数がないかの確認」「全体の工程の見直し」などです。

参考
経済産業省 経済解析室|生産能力・稼働率って何ですか?

タグ : 用語
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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。