入庫とは?固定・フリーロケーションや入荷について紹介

2022.06.05EC/物流用語集
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用語集

入庫とは

入庫とは、荷受けした商品を、所定の場所に保管することです。倉庫のスペースへ保管すると同時に、在庫データを更新することも含め「棚入れ」と呼ばれることもあります。
入庫の際の保管場所には、場所が決まっている固定ロケーションと、空きスペースに保管するフリーロケーションの2種類があります。

入庫で重要なことは、このロケーション方法に従った保管場所に置き、在庫管理システムに計上することです。
入庫した際にミスがあると、在庫管理が不正確となります。在庫があるのにシステム上で欠品状態となってしまっては、購入したい顧客がいても販売できません。
販売機会を損失する可能性もありますので注意が必要です。

入庫と入荷の違い

入庫と似た言葉に、入荷があります。ここでは、入庫と入荷の違いについて解説します。
まず、商品が倉庫に到着して荷受けする作業が入荷です。入荷では注文通りの商品が届いたかどうか、数量に不備がないかなどを確認します。
そして、入荷した商品を倉庫の決まったロケーションに保管する作業が入庫です。入庫では、商品を倉庫スペースに保管するだけではなく、在庫管理システムに計上することも作業に含まれます。

つまり、商品が届いて注文通りかどうかを確認するのが入荷その後の業務がしやすいように倉庫に保管すること、在庫管理システムに計上することを入庫と呼びます。

関連用語
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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。