保管とは?在庫管理方法のロケーション管理を交えて紹介
2022.06.07EC/物流用語集保管とは
保管とは、倉庫など特定の場所で商品や荷物を預かり、管理することです。
物流業界における保管は、倉庫や物流センターで行われ、配送・荷役・包装・流通加工などの物流機能のうちの一つです。
管理するモノに合わせて、適切な数量を維持し、品質を保持することが重要な目的となります。
また、消費者の需要に応じて、商品をすぐに出荷する必要があり、出荷頻度の高いモノは貯蔵よりも作業効率を優先した出荷管理を行わなければなりません。
ロケーション管理による保管
ロケーション管理とは、一つ一つの商品の保管場所を決めて、「どの商品がどこにあるのか」を把握する在庫管理方法の一つです。
ロケーションは倉庫内での住所を意味し、棚やラックなど1段ずつ番号を割り振り、列・連・段と細かく分類します。
経験問わず誰もが商品の場所を把握できるため、商品を探す手間を省くことが期待できます。
ロケーション管理による保管方法は以下の3つです。
・固定ロケーション
アイテム毎に保管場所を決める方法で、誰もが商品の場所を把握しやすいです。
・フリーロケーション
空いた場所に応じてアイテムを保管する方法で、保管効率が向上します。
・ダブルトランザクション
固定ロケーションとフリーロケーションを合わせた保管方法のことです。ピッキングエリアでは少量の在庫を固定ロケーションで保管し、ストックエリアではフリーロケーションで保管して適宜ピッキングエリアにアイテムを補充します。
関連用語
ロケーション管理
在庫管理
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上場企業であるディーエムソリューションズ株式会社の物流関連サービスで15年間、営業やマーケティング、物流企画など様々なポジションを経験。
現在は物流・発送代行サービス「ウルロジ
」のマーケティング全体設計を担う。通販エキスパート検定1級・2級を保有し、実際に食品や消費財のEC事業も運用。ECノウハウに対しても深い知見を持ち、物流事業者としてだけでなく、EC事業者の両面からnoteやウェビナー等での情報発信を行う。
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