Shopifyでできることとは?3つの基本機能と18のアプリ紹介
2024.02.29ECサイト
Shopifyでできることは、基本機能だけでもさまざまです。しかしアプリを追加すれば、さらにできることの幅が広がり、販売促進・集客・配送の効率化も期待できるでしょう。
そこで今回の記事では、Shopifyでできることである3つの基本機能に加えて、カテゴリ別・機能別のおすすめアプリを紹介します。ぜひ導入していただきたい18個のアプリを紹介しますので、Shopify導入の参考にしてください。
Shopifyと連携して在庫管理から配送、梱包までボタン1つで済むサービスを見てみる
目次
Shopifyの主な機能
画像引用元: Shopify公式サイト
https://www.shopify.com/jp
Shopifyには自社ECを運営するための機能が豊富に揃っています。基本的には、以下の3つの機能があります。
- フロントエンド機能(フロント機能)
- 管理機能
- 分析機能
主に上記の機能があり、各機能には、様々な便利ツールが搭載されています。また、これらのShopifyの基本機能に加えて、さらにアプリを導入することで集客や販売促進、配送作業効率化、越境ECへの対応効果などを得ることが可能です。
なお、Shopifyの基本機能についてはこちらで解説していますので、詳しく知りたい方はご覧ください。
カテゴリ・機能別でShopifyアプリを紹介
Shopifyで自社ECを運営する際に、アプリを導入すればさらにさまざまな効果が得られます。具体的にどのような効果が得られるのか、6つのカテゴリに分けて18のアプリを見ていきましょう。カテゴリ別機能別アプリ紹介として、導入の際の参考にしてください。
集客率の向上につながるShopifyアプリ
それではまずは、集客率向上につながるShopifyアプリ紹介から始めます。
AdSIST
「AdSIST」ではInstgram、Facebook、Yahoo!、Google、LINEなど、国内でよく利用されているSNSを通じた集客が可能です。特に広告の知識がなくても利用できるため、初めて自社ECやネット広告を運用する方にとっても使いやすいアプリです。
言語 | 日本語 |
---|---|
無料体験 | なし※月額利用料と広告費無料のフリープランあり |
料金 | 【フリープラン】月額料金:0円、運用手数料:投入予算の30% 【スタンダードプラン】月額料金:5,000円、運用手数料:投入予算の15% 【プレミアムプラン】月額料金:10,000円、運用手数料:投入予算の10% |
出典:AdSIST:AdSIST(アドシスト)
https://corekara.co.jp/adsist/
Google channel
Shopify純正のアプリであり、ユーザーがGoogleで検索したキーワードから、関連性の高い商品を表示する効果があります。導入するとウェブ広告に自社ECの広告を配信できるようになるため、自社ECの知名度を高めるとともに売上アップも期待できるでしょう。
言語 | 英語、 中国語 (簡体字)、 中国語 (繁体字)、 チェコ語、 デンマーク語、 オランダ語、 フィンランド語、 フランス語、 ドイツ語、 イタリア語、 日本語、 韓国語、 ノルウェー語 (ブークモール)、 ポルトガル語 (ポルトガル)、 ポルトガル語 (ブラジル)、 スペイン語、 スウェーデン語、 タイ語、 トルコ語、 ポーランド語、ベトナム語 |
---|---|
無料体験 | なし |
料金 | インストール無料 ※追加料金が適用される場合あり |
出典:app store:Google & YouTub
https://apps.shopify.com/google?locale=ja
まるっと集客
「まるっと集客」はその名の通り、主要なウェブ広告サイトにまとめて広告を掲載できるShopifyアプリ。Google、Facebook、Instagram、LINE、ポイントサイト、比較サイト、SEOサイトなどに対応しています。
言語 | 日本語 |
---|---|
無料体験 | なし |
料金 | インストール:無料 ※別途成果報酬・広告への成果報酬が必要 |
出典:Hackle Berry:ノーリスク集客だからまるっとお任せ「Shopify集客アプリまるっと集客」
https://huckleberry-inc.com/marutto-shukyaku
販売促進を期待できるShopifyアプリ
続いてご紹介するのは、販売促進効果が期待できるShopifyアプリです。Shopifyでできることの中でも直接売上に影響を与える部分なので、利用したいアプリを厳選して販売促進を行ってください。
Judge.me
文章だけでなく写真や動画などで商品のレビューを表示する機能を持つのが「Judge.me」です。SNSとの連携により、レビューを収集。またレビュー投稿者にクーポンが発行される機能もあり、リピート率向上への効果も期待できます。
言語 | 英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語 (ブラジル)、 ドイツ語 |
---|---|
無料体験 | なし |
料金 | 【ForeverFree】$0/月 【Awesome】$15(約2,205円)/月 |
出典:Judge.me:Boost Sales with Judge.me Product Reviews!
https://judge.me/pricing
proteger
「proteger」は販売する商品に対して、ユーザーが簡単に保証申請できる機能を付加するアプリ。申請はチャットから簡単にでき、自社ECへの組み込みも可能です。保証プランはカスタマイズでき、ユーザーが希望する保証を選べます。
言語 | 日本語 |
---|---|
無料体験 | なし |
料金 | インストール:無料、初期費用:無料、月額固定費:無料 |
出典:proteger:ECのための延長保証
https://hi.helloproteger.com/for-customer
Bold Subscriptions
自社ECでサブスクリプションを採用したいときに便利なアプリが「Bold Subscriptions」。サブスクリプションの一時停止やスキップ、内容の編集などが行えます。また、カスタマイズ可能であるため、自社ECの内容によって使い勝手を変えられることが特徴です。
言語 | 英語 |
---|---|
無料体験 | あり(60日間) |
料金 | $49.99(約7,348円)/月 |
出典:app store:Bold Subscriptions
https://apps.shopify.com/bold-subscriptions?locale=ja
リピート率の向上を狙えるアプリShopifyアプリ
自社ECを順調に運営するには、リピート率の向上を狙いたいところです。
自社ECでリピート率向上を狙うにはどのようなアプリを使うべきか、3つのアプリ紹介を行いますので、自社に適したものを選んでください。
Shopifyメール
「Shopifyメール」とは、自社ECのブランドイメージに合ったメールをデザインできるメールシステムです。コーディングの知識も不要で、テンプレートにてメールをユーザー宛に自動送信できます。
言語 | 日本語、英語、ベルギー語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、ヒンズー語、インドネシア語、イタリア語、マレーシア語、スペイン語、フィリピン語、ベトナム語、台湾語 |
---|---|
無料体験 | あり(3日間) |
料金 | 登録料:無料、月額利用料:無料 ※10,000通/月を超えた場合は追加メール1通あたり0.001米$が必要 |
出典:Shopify:Shopifyメール
https://www.shopify.com/jp/email-marketing
Wishlist Plus
「Wishlist Plus」はユーザーがお気に入り商品を登録できるアプリです。このアプリを導入すれば、ユーザーはお気に入りした商品を一覧で見返せるようになるため、記憶喚起によるリピート率向上が期待できるでしょう。またお気に入り商品は家族などとも共有できるため、新たなユーザー獲得にもつながります。
言語 | 英語 |
---|---|
無料体験 | あり(30日間) |
料金 | 【FREE】$0/月 【STARTER】$14.99(約2,203円)/月 【PRO】$49.99(約7,348円)/月 【PREMIUM】$99.99(約14,698円)/月 |
出典:app store:Wishlist Plus
https://apps.shopify.com/swym-relay?locale=ja
Social Login
SNSなどのサービスアカウントを通じて、自社ECへの会員登録が行えるようになるアプリです。Google、X、Facebookなどの情報をもとに会員登録ができるため、登録時に手間がかかりません。登録にかかる工数を削減できるため、自社ECに会員登録するユーザーの増加が期待できます。
言語 | 英語 |
---|---|
無料体験 | あり(15日間) |
料金 | 【BASIC PLAN】$2.99(約439円)/月 【STANDARD PLAN】$4.99(約733円)/月 【PRO PLAN】$9.99(約1,468円)/月 |
出典:app store:Social Login
https://apps.shopify.com/one-click-social-login?locale=ja
サイトのデザイン性を向上できるShopifyアプリ
Shopifyのアプリの中には、サイトのデザイン性を向上できるアプリもあります。サイトのデザインはブランディングのためにも重要な要素であるため、導入して自社ECに適したデザインを導入しましょう。
Custom Fields
商品説明の中に「製造番号」など、特殊な項目を追加したい場合に役立つのが「Custom Fields」です。WordPressでの投稿に対応しており、テキスト、画像、選択肢、関連項目などさまざまなフィールドを追加できます。
言語 | 英語 |
---|---|
無料体験 | あり(14日間) |
料金 | 【FREE FOR DEVS】$0 【PRO】$14(約2,058円)/月 【PRO PLUS】$19(約2,793円)/月 |
出典:app store:Bonify Custom Fields
https://apps.shopify.com/custom-fields-2?locale=ja
PageFly
「PageFly」はコーディングの知識がなくても、ウェブページのデザインを編集できるアプリです。テンプレートも用意されているため、デザインのアイデアがなくても自社ECに適したデザインを構築できます。
言語 | フランス語、 英語、 ドイツ語、 日本語、 中国語 (簡体字)、 中国語 (繁体字)、 ポルトガル語 (ブラジル)、 イタリア語、スペイン語 |
---|---|
無料体験 | なし |
料金 | インストール:無料 ※別途追加料金が必要となる場合あり |
出典:PageFly:customization.Better results.
https://pagefly.io
Fontify
「Fontify」はウェブ用のフォントを追加できるアプリ。フォントはサイトデザインのイメージを決めるための重要なものです。サイト全体のフォントを変更できるだけでなく、ロゴなどの特定の箇所のみ変更させることもできます。
言語 | 英語 |
---|---|
無料体験 | なし |
料金 | インストール無料 |
出典:app store:Fontify: Google & Custom Fonts
https://apps.shopify.com/fontify-change-customize-font-for-your-store?locale=ja
配送作業を効率化できるShopifyアプリ
Shopifyのアプリの中には、配送作業を効率化できるものもあります。配送作業は自社ECでの販売において、大きく労力を費やす部分。アプリを用いて効率化させましょう。
OPENLOGI
梱包や出荷、配送の指示を自動的に行えるようになるのが「OPENLOGI」の特徴です。倉庫との連携により在庫情報を常に正確に把握でき、冷凍や冷蔵での配送にも対応しているためさまざまな業種におすすめします。
言語 | 日本語 |
---|---|
無料体験 | なし |
料金 | 初期費用・固定費用:無料、入庫保管費:従量課金性、配送料金:従量課金性 |
出典:OPENLOGI:OPENLOGI オープンロジ
https://service.openlogi.com
Order Printer
「Order Printer」は、ラベルや明細表、レシートなどの印刷ができるShopifyの純正アプリです。HTMLやCSSによってテンプレートをカスタマイズすることもでき、印刷物を自社に適したデザインにしたい場合に役立ちます。企業のロゴを印刷することも可能です。
言語 | 英語 |
---|---|
無料体験 | なし |
料金 | 無料 |
出典:Shopify:Order Printer
https://apps.shopify.com/order-printer?locale=ja
配送日時指定
「商品の配送日時を指定したい」という場合に便利なアプリで、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便などの配送業者にて利用できます。カスタム配送業者機能を使えば、その他の業者でも配送日時指定が可能です。
言語 | 日本語 |
---|---|
無料体験 | あり(14日間) |
料金 | 【NORMAL】$9.80(約1,440円)/月 【ADVANCED】$19.80(約2,910円)/月 |
出典:app store:配送日時指定 .amp | 配送日時指定 & 出荷伝票CSV
https://apps.shopify.com/d?locale=ja
越境ECに対応しているShopifyアプリ
Shopifyでできることを増やすためのアプリとして最後にご紹介するのは、越境ECに対応するアプリです。海外でも商品を販売したいと考えられているなら、カテゴリ別機能別アプリ紹介の中でも特に注目していただきたい部分。
導入すれば初めての越境ECでもスムーズに販売していけるようになるでしょう。
Shopifyと連携して在庫管理から配送、梱包までボタン1つで済むサービスを見てみる
Langify
「Langify」は、商品ページを閲覧しているユーザーがどの国からアクセスしているのか判断するためのアプリであり、ユーザーに適した言語を表示します。商品名や説明を英語で入力する必要がありますが、より広い範囲で越境ECを行っていきたいなら欠かせないアプリです。
言語 | ドイツ語、英語、イタリア語、フランス語、スペイン語 |
---|---|
無料体験 | あり(7日間) |
料金 | $17.50(約2,572円)/月 |
出典:app store:langify – translate your store
https://apps.shopify.com/langify?locale=ja
BEST Currency Converter
越境ECに欠かせないのが国ごとの通貨にあわせて金額を表示する機能。「BEST Currency Converter」はFREE PLANでも5種類の通貨へと金額を変更できるアプリです。ELITE PLANなら160種類以上の通貨を表示させられます。
言語 | 英語 |
---|---|
無料体験 | あり(30日間) |
料金 | 【FREE PLAN】$0 【ELITE PLAN】$9.95(約1,462円)/月 |
出典:app store:BEST Currency Converter
https://apps.shopify.com/doubly-currency-converter?locale=ja
LangShop
「LangShop」はShopifyでできることの中に「自動翻訳」を追加できるアプリです。241もの言語に対応しており、ディスクリプションの翻訳にも対応するため、SEO効果による売上アップも期待できます。
言語 | 英語 |
---|---|
無料体験 | あり(14日間) |
料金 | 【無料プラン】無料 【基本プラン】$10(1,470円)/月 【スタンダードプラン】$34(約4,998円)/月 【アドバンスプラン】$68(約9,996円)/月 |
出典:app store:LangShop AI言語翻訳
https://apps.shopify.com/langshop?locale=ja
Shopifyでできることはアプリで増やせる
Shopifyでできることの基本は、「フロントエンド機能」「管理機能」「分析機能」の3つです。しかしカテゴリ別機能別アプリ紹介にて解説したように、アプリを導入すればその他のさまざまな機能を追加できます。
Shopifyで自社ECを運営する際には、ぜひアプリ紹介でピックアップしたアプリを導入してください。目的や用途に応じたアプリを導入すれば、自社ECの運営改善もはかれるでしょう。
ウルロジを提供しているディーエムソリューションズでは、Shopifyによる自社EC構築もサポートしています。アプリも利用して集客に強い仕組みを構築いたしますので、自社ECを成功させたいと思われているならぜひお気軽にご相談ください。
>>ディーエムソリューションズのShopify構築について詳しく見る
※2024年2月29日現在の為替レートで計算しております。
最新記事 by 角田和樹 (全て見る)
- 東南アジアで人気の越境ECプラットフォーム9つを比較!どのサイトがおすすめ? - 2024年11月21日
- 東南アジアの越境ECの市場規模は?始め方や進出時の注意点を紹介 - 2024年11月21日
- 東南アジアで大注目の「SHOPLINE」の主な機能や特徴を紹介!Shopifyとの違いは? - 2024年10月24日