4温度帯とは?物流における配送や保管時の温度管理方法について解説

2022.06.07EC/物流用語集
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用語集

4温度帯とは

4温度帯とは、物流における配送や保管時の温度管理方法のひとつです。
3温度帯と呼ばれる「常温」「冷蔵」「冷凍」に、「定温」の温度帯を追加した4つの温度帯を意味します。
それぞれの温度帯は、保管するもの(食品・飲料品・工業製品など)や倉庫によっても基準は異なります。
例えば、次の温度管理基準です。

  • 定温:10℃~20℃かつ温度・湿度が一定の状態
  • 常温:10℃~15℃(または20℃)
  • 冷蔵:マイナス5℃~5℃
  • 冷凍:マイナス15℃より低い温度

定温とは、温度が一定に保たれた状態を意味します。その中でも10℃未満で一定温度に保たれている状態は、一般的に冷蔵や冷凍の温度帯に区分されるため、一定温度かつ10℃以上の温度帯が定温とされています。

関連用語
3温度帯

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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。