アソートとは?DAS(Digital Assort System)についても併せて紹介

2022.06.06EC/物流用語集
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用語集

アソートとは?

物流業界におけるアソートは、商品の入荷・出荷に合わせて指定された棚入れ、梱包を行うことを指します。
本来「assort」には、梱包という意味が含まれていませんが、「分類する・仕分ける」という意味から物流業界でも使われるようになりました。
最近のECショップでは、「選べる◯◯」や「組み合わせ自由」などの商品が多く、仕分け・梱包も多様化してきているのが顕著です。
そのため、DAS(Digital Assort System)と呼ばれるシステムを導入し、アソート業務の効率化を図る企業も増えています。

アソート業務のパターン

アソート業務は大きく分けると入庫時・出荷時の2パターンです。

  • 商品入庫時、定めた保管場所へ分類を行い仕分けておく業務
  • 商品出荷時、複数の商品を一つにまとめて梱包や、配送先ごとに仕分ける業務

紙のリストで仕分けを行うアソート業務は、時間工数がかかり、仕分けミスなどのヒューマンエラーが起こりやすい問題がありました。
しかし、DASを導入することで、仕分け・分類する商品を専用の機器が管理してくれるので、作業効率上昇と作業ミスの減少が期待できます。
さらに、ハンディーターミナルで商品に記載されているバーコードをスキャンさせるため、商品知識不要で一定の作業水準を保てるのもDASの特徴です。

関連用語
DAS(Digital Assort System)

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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。