保税倉庫とは?利用するメリットと蔵置期間を紹介

2022.06.07EC/物流用語集
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保税倉庫とは

保税倉庫とは、関税の徴収を一時的に留保した海外貨物を保管している倉庫のことです。
倉庫は空港や港の近くに設置されることが多く、通関が完了するまでの間は、海外からの輸入貨物は保税倉庫で管理されます。

保税倉庫を利用するメリットは以下の2点です。
・安全な保管場所を確保できる
税関から保税蔵置場の指定を受けている倉庫に輸入した貨物を格納できます。
・輸送コスト、流通時間の削減
輸入貨物の税関処理・検品加工・出荷までの一連の流れをすべて倉庫内で行うことが可能となります。

保税倉庫の蔵置期間は、原則として2年間です。特別な事情があり税関長に認められた場合のみ延長が可能です。

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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。