保税倉庫とは?利用するメリットと蔵置期間を紹介

2022.06.07EC/物流用語集
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保税倉庫とは

保税倉庫とは、関税の徴収を一時的に留保した海外貨物を保管している倉庫のことです。
倉庫は空港や港の近くに設置されることが多く、通関が完了するまでの間は、海外からの輸入貨物は保税倉庫で管理されます。

保税倉庫を利用するメリットは以下の2点です。
・安全な保管場所を確保できる
税関から保税蔵置場の指定を受けている倉庫に輸入した貨物を格納できます。
・輸送コスト、流通時間の削減
輸入貨物の税関処理・検品加工・出荷までの一連の流れをすべて倉庫内で行うことが可能となります。

保税倉庫の蔵置期間は、原則として2年間です。特別な事情があり税関長に認められた場合のみ延長が可能です。

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角田和樹
上場企業であるディーエムソリューションズ株式会社の物流関連サービスで15年間、営業やマーケティング、物流企画など様々なポジションを経験。 現在は物流・発送代行サービス「ウルロジ 」のマーケティング全体設計を担う。通販エキスパート検定1級・2級を保有し、実際に食品消費財のEC事業も運用。ECノウハウに対しても深い知見を持ち、物流事業者としてだけでなく、EC事業者の両面からnoteウェビナー等での情報発信を行う。