産業廃棄物とは?法令で定められた廃棄物を20種類合わせて紹介

2022.06.08EC/物流用語集
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用語集

産業廃棄物とは

産業廃棄物とは、法令で定められた廃棄物を指し、一般廃棄物とは異なるものとして分類されます。

法令で定められているのは以下の20種類の廃棄物です。

  1. 燃えがら
  2. 汚泥
  3. 廃油
  4. 廃酸
  5. 廃アルカリ
  6. 廃プラスチック類
  7. ゴムくず
  8. 金属くず
  9. ガラスくず、コンクリートくずおよび陶磁器くず
  10. 鉱さい
  11. がれき類
  12. ばいじん
  13. 紙くず
  14. 木くず
  15. 繊維くず
  16. 動植物性残さ
  17. 動物系固形不要物
  18. 動物のふん尿
  19. 動物の死体
  20. その他(産業廃棄物を処分するために処理したもので、上記の産業廃棄物に該当しないもの)

13〜19に関しては、業種が限定されており、指定外から排出されると一般廃棄物として扱われます。

産業廃棄物は、処理の責任が事業者にあり、微量だとしても一般廃棄物になることはありません。

また、産業廃棄物のうち、爆発性や毒性の危険があるものは「特別管理産業廃棄物」として厳重に処理をする必要があります。

参考産廃知識 廃棄物の分類と産業廃棄物の種類等|公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センター

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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。