移動式クレーンとは?種類や必要な免許や講習を解説

2022.06.08EC/物流用語集
Pocket

用語集

移動式クレーンとは

移動式クレーンとは、動力を利用して荷物をつり上げ、水平に移動させる機械のことです。移動式クレーンは、以下のような種類があり様々な場所で活躍しています。

  • トラッククレーン
  • ホイールクレーン
  • 鉄道クレーン
  • フローチングクレーン
  • クローラークレーン

移動式クレーンを利用することで、人力で取り扱えない重量の荷物を運搬できる一方、操作方法を誤ると生命にかかわる重大な事故にもなりかねません。そのため、移動式クレーンの操縦者は取り扱う荷重により、以下の免許・講習の受講が必要となります。

荷重 必要な免許・講習
1t未満 移動式クレーンの運転特別教育
1t以上~5t未満 小型移動式クレーン運転技能講習
5t以上 移動式クレーン運転士免許

また、移動式クレーンで公道を走行する際には、移動式クレーンの種類や大きさに沿った自動車免許も必要です。

参考
移動式クレーンの運転に必要な資格|一般社団法人日本クレーン協会

タグ : 用語
Pocket

The following two tabs change content below.
藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。