パレタイザとは?デパレタイザーやパレタイズについても解説

2022.06.06EC/物流用語集
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用語集

パレタイザとは

パレタイザとは、荷物をパレット上に積み上げる装置のことです。

パレタイザには大きく分けて以下の3種類のタイプに分けられます。

  • 機械式
    ベルトコンベアなど大がかりな装置が一体化しているので同じ種類の荷物を大量に処理できます。
    設置方向には制限があり、スペースの確保が課題となります。
  • ガントリー/直交型
    狭いスペースでも柱を立てることにより上下左右の高速移動が可能になるので、部品の検査やピッキングなどに適しています。直線の動きしかできませんが、低コストで設計も自由にできるというメリットがあります。
  • 多関節ロボット
    ロボットタイプは、あらかじめプログラミングされた繊細な動きによって一定の速度で長時間の稼働が可能です。
    旋回動作によって荷物の種類や重さに関係なく柔軟に対応できることが特徴で、アームの可動域に合わせたスペースの確保が必要です。

パレタイザを選ぶ際には、処理速度や設置スペース、商品の重量・大きさなどを考慮して検討する必要があります。
適切なパレタイザを導入することによって、人件費の削減や作業効率が向上し、売上アップに貢献するでしょう。

関連用語
デパレタイザー
パレタイズ

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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。