サプライチェーンとは

2022.06.06EC/物流用語集
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用語集

サプライチェーンとは

サプライチェーンとは、消費者が商品を購買するまでにある過程・工程を、連動した鎖のように捉えた考え方です。

具体的には

  • 調達
  • 生産・製造
  • 梱包・配送
  • 陳列・販売
  • 購買・消費

といった流れのことを指し、日本語では供給連鎖と呼ばれます。

サプライチェーンを俯瞰的に見ると、

  • 商品は生産者から消費者
  • 販売・売上情報は消費者から生産者

以上のような流れが作られていくのがわかるはずです。

サプライチェーン例

サプライチェーンの例で、リンゴジュースを専門に販売しているECサイトを考えてみましょう。

リンゴジュースを販売するためには、まず原材料となるりんごを調達しなくてはいけません。

先ほどの工程に当てはめてみると、以下のような流れになります。

工程 担当業種 内容
調達 農家・農園 原材料となるりんごを調達
生産・製造 生産・加工業者 リンゴジュースにするための加工
梱包・配送 物流業者・運送業者 リンゴジュースを倉庫や物流センターに保管
顧客やECサイトが保有する店舗へ梱包・配送
陳列・販売 ECサイト運営業者 ECサイトにリンゴジュースを販売
顧客からの注文にて配送手配
購買・消費 消費者 リンゴジュースを飲む・あるいは調理に使用

 

上記のサプライチェーンの流れを理解すると、余剰在庫の削減や流通経路の最適化など、サプライチェーンマネジメント(SCM)の導入がしやすくなります。

関連用語
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角田和樹
上場企業の物流関連サービスで15年間、営業やマーケティング、物流企画など様々なポジションを経験。通販エキスパート検定1級・2級を保有。 現在は物流代行サービス「ウルロジ」のマーケティング全体設計を担う。自社でEC事業やクラウドファンディングも実施しており、ECノウハウに対しても深い知見を持ち、物流だけでなくEC事業者の両面から情報発信を行う。