【2024年版】発送代行業者10選!おすすめの発送代行業者を目的別に紹介

2024.02.07物流・フルフィルメント
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【2024年版】発送代行業者10選!おすすめの発送代行業者を目的別に紹介

「自社ECに合っている発送代行業者を見つけたい」「安価で依頼できる発送代行業者があれば教えてほしい」などと考えていませんか。依頼先をどこにしようか迷っている方もいるでしょう。どこでも良いと考えているかもしれませんが、安易に選ぶことはおすすめできません。物流業務の負担だけでなく、物流コストにも関わる可能性が高いからです。

ここでは、EC・通販業者におすすめしたい安価で依頼できる発送代行業者10選を紹介しています。以下の情報を参考にすれば、自社ECに合っている依頼先を見つけられるはずです。

発送代行サービスとは

発送を行うまでの業務は商品などの入庫受付や在庫管理、保管、梱包、伝票発行、出荷、配送管理と業務範囲が多岐に渡ります。そういった発送に関わる業務全般を委託できるのが発送代行サービスです。もっと発送代行サービスについて知りたい方は「発送代行とは?メリットやデメリット、オススメの業者とその選び方まで徹底解説!」をご覧ください。

手間もコストもかかる業務を委託することで、売上に直結するコア業務である商品開発やプロモーションに注力する時間を確保できるようになります。

 

株式会社オープンロジ

株式会社オープンロジ

画像引用元:株式会社オープンロジ公式サイト
https://service.openlogi.com/

70拠点で構成されるフルフィルメントネットワークを構築している事業者です(2024年1月時点)。すべての提携倉庫に同一のシステムと標準化されたオペレーションを導入しているため、初期段階から事業拡大、そして日常運用までスムーズに対応できます。

特殊商材を含め、入庫から出荷・配送まで幅広く対応できる点もポイントです。商品の保管情報はリアルタイムで確認できます。また、オリジナル梱包資材を使用しているため差別化も図れます。

利用料金は、初期費用と固定費が無料、入庫保管費と配送料金が従量課金制です。これまで、12,000社の導入実績があります。エンターテインメント業界・芸能業界・インフルエンサー関係の荷主に、特別メニューを用意している点も見逃せません。

株式会社STOCKCREW

株式会社STOCKCREW

画像引用元:STOCKCREW公式サイト
https://stockcrew.co.jp/

発送代行・発送自動化をテーマに掲げる事業者です。保管から出荷までをAIが管理しています。ShopifyやBASEなどの主要カートとAPI連携している点もポイントです。また、すべてのユーザーに、物流管理システムを無償で提供しています。

このシステムから出された物流業務の指示は、直接ロボットや作業員に伝えられます。発送料金は原則として、EC側の管理システムだけで受注から発送まで完結できます。進捗状況をリアルタイムで把握することも可能です。

利用料金は、初期費用・固定費が無料です。発送料金はサイズに応じて異なり、280円~2,720円となっています。同一受注内の2点目以降のピッキングで発生する追加ピッキング費用は20円です。

上記の金額には、作業費・システム利用料・納品書・梱包資材費・緩衝材費・配送費が含まれます。発送代行業者を初めて利用する方でも利用しやすい料金体系といえるでしょう。

株式会社日新ECパートナーズ

株式会社日新ECパートナーズ

画像引用元:株式会社日新ECパートナーズ公式サイト
http://www.ns-w.jp/

1950年創業の事業者です。2007年に「通信販売 物流部門」を開設、2012年に株式会社日新ECパートナーズとして分社化しました。数十万種類の商品を1つの倉庫で管理していた経験があるため、少量多品種の取り扱いを得意としています。

主な特徴は、荷受けから発送まで全物流業務をバーコードで管理していることです。これにより、配送ミスを削減するとともに在庫金額・在庫回転率の見える化を実現しています。

利用料金は「配送料・人件費・物流管理費・諸経費」などを含めて1個あたり750円(税別)~です。返品入庫の検品、シール貼付け、特殊検品などは、作業が発生したときのみオプション料金がかかります。
原則として初期導入費用はかかりません。

株式会社ACROSS

株式会社ACROSS

画像引用元:株式会社ACROSS公式サイト
https://across-logi.com/

関西を拠点としている事業者です。ECのバックヤード業務を請け負う「ロジメイト(サービス名)」を提供しています。OMS-WMS一体型システムを用いて、注文を自動処理している点が特徴です。

受注データが自動で連携されるため、出荷指示を出す必要は原則としてありません。ラベル貼りや商品のラッピングなど幅広い流通加工に対応している点やポストインサイズから260サイズまで対応している点も強みです。

利用料金は、初期導入費用0円、配送代行手数料1個あたり320円~となっています。シンプルで計算しやすい料金体系といえるでしょう。これらのサービスで、バックヤード業務の効率化、物流コストの削減に貢献しています。

株式会社エスプールロジスティクス

株式会社エスプールロジスティクス

画像引用元:株式会社エスプールロジスティクス公式サイト
https://www.spool.co.jp/service/logi/

「受注代行業務」「発送代行業務」「CSコールセンター代行業務」で構成されるサービスを提供している事業者です。各業務の内容は次の通りです。

【受注代行業務】

  • 在庫管理
  • 受注処理
  • 入金管理

【発送代行業務】

  • 入荷業務
  • 出荷管理
  • 返品業務
  • 流通加工

【CSコールセンター代行業務】

  • フォローコール
  • 販促コール
  • お支払確認コール
  • クレーム対応
  • 多言語対応

入荷から出荷に加え、カスタマーサポートまで対応している点が特徴です。また、管理システムを用いたリアルタイムの在庫管理や詳細な同梱設定などにも対応しています。取扱商材は「アパレル・生活雑貨・精密機械」など8ジャンル、公式サイトに掲載されている出荷誤配送率は0.01%です。利用料金は公式サイトに記載されていません。

株式会社マキシマム&アドバンテージ

株式会社マキシマム&アドバンテージ

画像引用元:株式会社マキシマム&アドバンテージ公式サイト
http://eco-taku.jp/price.html

ウェブ通販専門の発送代行業者です。ECの経費削減に焦点をあてて、サービスを提供しています。過去に自社ECを運営していた経験を活かし、ECコンサルティングを無料で提供しています。これは、クライアントの売上増加が出荷個数の増加に直結するためです。

利用料金は、事務管理手数料4,980円と配送料金で構成されます。配送料金は、100cm以下が350円/個から、100cm超が400円/個からとなっています。事務管理手数料は、出荷の有無にかかわらず毎月かかります。基本契約期間は1年です。

主な商品管理・配送実績として、健康食品・アパレル・精密機械・雑貨・宝飾などがあげられています。2024年1月27日時点で3,668社の利用実績があります。

株式会社サイテキ

株式会社サイテキ

画像引用元:株式会社サイテキ公式サイト
https://saiteki-net.jp/butsuryu-no1/

自社ECの運営経験を活かして業界最安値に挑戦している事業者です。具体的には、自社倉庫を構えず、物流施設を間借りするなどの取り組みでコストカットを図っています。蓄積したノウハウを活用してEC運営の改善案を提案できる点も魅力です。

料金プランは、入庫・梱包・配送までを代行するベーシックプラン、入庫・梱包・配送に加え受注管理とレポート業務を代行するトータルプランの2つです。

ベーシックプランの利用料金はネコポスが400円/個、60サイズが660円/個、トータルプランの利用料金は60サイズが860円/個(月間出荷個数1,000個の場合)です。10立方センチメートルの荷物を1カ月保管した場合の在庫保管料は3.427円となっています。

明朗会計を採用しており、保管料も比較的安価です。ちなみに、旧倉庫からの移動手数料は0円です。出荷量が多いECなどに向いていると考えられます。

株式会社ピーエムコーポレーション

株式会社ピーエムコーポレーション

画像引用元:株式会社ピーエムコーポレーション公式サイト
https://www.pmcorp.jp/

DM発送代行・通販物流代行・アッセンブリなどのサービスを低価格で提供している事業者です。通販物流代行では、入荷、検品、保管、梱包、発送、在庫管理、印刷、流通加工といった一連の物流業務を総合的に代行しています。

一部の施設を除いて、土曜日も入出荷業務を行っています。主な特徴は、クラウド型WMSシステムを導入して入出庫・在庫管理などを可視化していることです。WMSシステムを用いたバーコード管理で、誤出荷をはじめとするトラブルを防いでいます。業務効率化によるコスト削減を目指している点もポイントです。

利用料金は、公式サイトに掲載されていません。発送費用は月間出荷数と梱包方法などで変動します。保管費用は見積もりが必要です。

株式会社レーベルロジスティクス

株式会社レーベルロジスティクス

画像引用元:株式会社レーベルロジスティクス公式サイト
https://www.label-logistics.jp/

「小規模事業者のためのEC物流倉庫」をコンセプトに掲げる事業者です。ワンストップで、在庫管理、流通管理、出荷業務、受注処理、入金管理、入荷業務、返品管理、お客様サポートなどのサービスを提供します。

主な特徴は、バーコードを用いて小ロット多品種に対応し、誤配送などのヒューマンエラーを防いでいることです。WMS倉庫管理システムとの連携による業務のシステム化や、在庫管理システムとの連携による業界に合わせた倉庫管理の実現も見逃せません。発送代行に加えて、商品提案も可能です。

参考料金は、ネコポス便が200円~、コンパクト便(縦24.8cm×横34.0cm)と宅急便(60cm以内、2kg以内)が450円~となっています。シンプルな料金体系も魅力です。

ウルロジ

ウルロジ

画像引用元:ウルロジ公式サイト
https://ul-logi.jp/service/ec-logistics/

当サイトを運営するウルロジの発送代行サービスです。東京証券取引所スタンダード市場に上場しているディーエムソリューションズ株式会社が運営しています。WMSシステムを用いて出荷の自動化と効率化を実現している点と最新設備を備えた倉庫を構えて受注処理から在庫管理まで物流業務全般を代行している点が特徴です。

具体的には、都内に3カ所ある物流センターで最新の自動仕分け機「オムニソータ」を含む最新設備を活用して、高品質なサービスを低価格で提供しています。対応している商品は、コスメ・健康食品・スポーツ用品・家電・日用品など多岐にわたります。

また、越境ECの物流業務も代行可能です。経験豊富な物流のプロが、運営開始時から伴走支援するため安心して任せられます。利用料金は、配送梱包費(配送費用・ダンボール・梱包作業込)が1個350円~(SSサイズ・全国一律)、ピッキング費が1個20円~(全サイズ一律)です。これら以外も明朗会計を徹底して、物流コストの計画を立てやすいように配慮しています。気になる方はお気軽にご相談ください。

自社ECの特徴にあわせて発送代行業者を選びましょう

自社ECの特徴にあわせて発送代行業者を選びましょう

発送代行業者には、さまざまな選択肢があります。事業者により強みと弱みは異なるため、自社ECの特徴を踏まえて選択することが大切です。この記事を参考に、依頼先の候補を絞り込んでみてはいかがでしょうか。

倉庫管理システムと最新設備により自動化と効率化を進めているウルロジは、スタートアップから拡張期まで事業フェーズに合わせた支援を行えます。小ロットから委託したい場合や倉庫が手狭になった場合に加え、フロント業務に集中したい場合なども最適な物流プランのご提案が可能です。

ウルロジの物流代行サービスが気になる方は、以下のページからお気軽にご相談ください。

ウルロジの詳細を公式サイトで見る

タグ : EC物流初心者向け ECお役立ち情報 EC運用 発送・梱包 EC物流用語
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角田和樹
上場企業であるディーエムソリューションズ株式会社の物流関連サービスで15年間、営業やマーケティング、物流企画など様々なポジションを経験。 現在は物流・発送代行サービス「ウルロジ 」のマーケティング全体設計を担う。通販エキスパート検定1級・2級を保有し、実際に食品消費財のEC事業も運用。ECノウハウに対しても深い知見を持ち、物流事業者としてだけでなく、EC事業者の両面からnoteウェビナー等での情報発信を行う。