【個人・スタートアップの方向け】小ロット・スポットでも利用できる発送代行を解説

2023.11.22物流・フルフィルメント
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小ロット・スポットでも発送代行を利用できる!?発送代行サービスを徹底解説
「ECスタートアップで出荷件数がまだ少ないけど、物流業務を外注したい」
「年1回のキャンペーンで発生する当選商品の発送業務をどこに頼んだらいいか分からない」

発送業務というのは多くの事業者様で発生している業務の一つです。
多くの事業者様では、本来の業務に付随して発生することが多く発送業務まで手が回らない担当者様も多いのではないでしょうか。
そんな時候補に挙がるのが業務のアウトソーシングです。
しかし、件数が小ロット、頻度がスポット(単発)でもアウトソーシングできるのか、不安に思う方も多いでしょう。
本記事では、個人の方向けに小ロット、スポット(単発)でも利用できる発送代行について解説していきます。

発送代行とは

スマート倉庫管理システム

発送代行とは物流業務をアウトソーシングできるサービスです。
主にEC事業者が利用することが多く、他に上場企業の株主優待発送、プレゼントキャンペーンを実施した場合の発送業務など多くの事業者が利用しています。

発送代行サービスについてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
発送代行とは?メリットやデメリット、オススメの業者やその業者の選び方を徹底解説!

個人の方にもおすすめ!小ロット・スポットでも利用できる発送代行

発送業務をする作業員

「定期的に月数千件以上の物量が無いと委託できないのでは…」と思われがちですが、発送代行業者によっては小ロットから、またスポット(単発)の案件を相談することが可能です。

ウルロジでは最低出荷件数1個~から対応可能であり、個人の方やスタートアップの方向けに対応しております。
ご関心ありましたら下記、サービス資料をご参照ください。

発送代行ウルロジのサービス資料をDLする

一方で、発送代行とはニッチなサービスなので、何をお願いできるのか知らない方も多いと思います。
発送代行で利用できる主なサービスを事業者様の種類に合わせてご紹介していきます。

EC事業者向け:定期保管発送業務

商品の入荷・入庫作業

入荷作業とは商品が倉庫に到着し検品作業を行うことを言います。
その次に、在庫管理表に計上しながら所定の場所に保管をする入庫作業を行います。

商品の在庫管理

EC通販では日々の出荷に対応できるように、あらかじめ在庫を保有しているケースがほとんどです。
日々の出荷に対応して在庫数も変動させ管理をする在庫管理が必要になります。
発送代行業者では倉庫管理システム(WMS)を導入し、オンラインで在庫確認ができるサービスを提供している企業も多いです。

発送するための梱包作業

いざ、商品を発送するまでの間にも様々な作業が発生します。
保管場所から商品をピックアップし、段ボールなどの梱包材の組み立てます。
そこに、緩衝材や納品書とともに梱包します。

流通加工

梱包資材にへ同梱するまでに
ギフトラッピングや透明な袋にサンプル商品を同封するなど
流通加工と呼ばれる作業が必要な場合があります。

出荷・配送

EC事業の場合、利用者は全国の人が対象となります。
その場合、遠方へも安価に荷物を届けられる宅配便やメール便を選択されると思います。
ヤマト運輸佐川急便など大手配送業者と提携し専用の発送枠を保有している発送業者であれば
通常の発送価格よりも安価に発送が行えます。

他の事業者向け:スポット・定期保管発送

EC事業者のように共通した業務フローではなく、事業者毎に案件が多様化しています。
在庫保管が発生する、大学案内の資料送付のような案件から
小売店への商品卸、年一回のキャンペーン発送などで発送代行を利用されています。

 

主な業務例


  • 定期保管管理
  • 梱包作業
  • 流通加工
  • 指定場所(法人or個人宛)への出荷

小ロット・スポット利用可能な発送代行の種類

倉庫の外の大型トラック

業者選定時に注意が必要なのが発送代行業者の得意としている領域です。
業者によって対応内容が大きく変わってきますので、選定時にはご注意ください。

独自のチャーター便でサービス提供する発送代行業者

自社で倉庫だけでなく車両も保有し、配送まで引き受けている代行業者です。
小売り・卸売り業者の一時保管場所として、イベントの搬入出庫などで利用されることが多いでしょう。

該当する発送代行業者

有限会社和合物流サービス

関東近郊の法人企業向けに発送したいものがある場合に、
企業専用のチャーター便を利用したルート配送に対応しています。
緊急時の即日対応も可能です。
公式サイトはこちら:有限会社和合物流サービス

大手配送業者の配送ルートを利用する発送代行業者

主に自社倉庫を保有し、配送は大手配送業者の配送ルートを利用している発送代行業者です。
発送物が段ボール一箱程度とサイズが小さく、届け先が遠方であったり複数ある場合など
主に「宅配便」を利用した発送に向いている商材を取り扱っている場合に利用されることが多く
EC事業者だけでなく、キャンペーンやサンプリング発送など幅広い業種の事業者におすすめです。

該当する発送代行業者

ディーエムソリューションズ株式会社:ウルロジ

本記事を運営している物流代行サービスウルロジでは
EC事業者、その他事業者のスポット・定期発送物の発送代行サービスを提供しています。
大手宅配業者の代理店枠を保有しているため商材に合わせた最適な発送プランのご提案が可能です。
以下で詳しく解説していきます。
公式サイトはこちら:ディーエムソリューションズ株式会社【ウルロジ】

EC・通販事業者向け物流代行サービス
ウルロジのEC・通販物流代行サービスはスタートアップ~拡大フェーズのEC事業者様まで、事業フェーズに合わせた
物流プランをご提案しております。

  • 最新設備を備えた倉庫で面倒な物流業務を丸ごとお任せ
    物流業務を丸ごとお任せいただける物流倉庫を保有。
    最新設備を導入しており、高品質サービスを安価に提供しております。
    当日13時までの受注は当日出荷が可能です。
  • 倉庫管理システム(WMS)により出荷の自動化と効率化を実現
    オンラインで出荷指示/出荷実績・在庫確認が行えます。
    各種カート・モールと自動連携可能ですので、面倒な受注処理業務から解放されます。
    WMSの詳しい情報はこちらからご参照ください。
    ウルロジのWMSについて詳しく見る≫≫≫
  • 物流のプロである専門スタッフが物流業務を伴走支援
    運営開始時の業務フローの構築から専門スタッフが支援いたします。
    日々の連絡はチャットツールによって円滑に進むため
    コミュニケーションのストレスもありません。

その他詳しくはサービスサイトでご確認下さい。

スポット・その他定期物流代行サービス
EC事業者の物流業務と違い、体系化されていないのがスポット等の発送業務です。
企業様毎のご要望に応じて物流プランをご提案いたします。

よくあるご要望


  • サンプリング商品を法人企業にまとめて発送したい
  • 年一回実施しているキャンペーンや株主優待の商品発送を安くしたい
  • パンフレットを在庫管理しながら発送したい
  • 毎日発生する定期的な発送を管理したい
  • 個人だけでなく小売店に商品を卸したい
  • 最適な発送ルート提案
    主要宅配業者(ヤマト運輸/日本郵便/佐川急便/福山通運/西濃運輸)と提携しているため、ご要望に合わせて幅広い発送プランのご提案が可能です。
  • 破損を防ぐ適切な各種梱包材を用意
    段ボールだけでなく、紙/OPP封筒や緩衝材まで幅広くご用意しております。
    発送物に合わせた各種梱包材をご提案いたします。
  • 細かい物流加工に対応
    サンプル品の透明封筒への封入からチラシの数取り梱包まで、細かな流通加工に対応できますので、まずはお気軽にご相談下さい。

発送代行業者はEC市場の拡大とともに増加傾向にあります。
自社にあった発送代行業者を見つける上で、比較表などを使用するのもおすすめです。

発送代行業者の比較表でさくっと確認する

まとめ

自社ECとモール型ECの特徴を比較して違いやメリット・デメリットを解説

小ロット・スポット(単発)での発送代行サービス利用に関して解説をしてきました。

  • 小ロット、スポット(単発)でも発送代行は依頼できる
  • 発送代行業者には大きく2種類ある。
    1. 自社のチャーター便を利用する業者
      イベント搬入や近郊への卸業務等を依頼したい場合におすすめ
    2. 大手配送業者の枠を利用する業者
      発送物のサイズが小さく、宅配便を利用した発送を行いたい場合におすすめ
  • ウルロジでは小ロット・スポットから利用できる発送代行サービスがある

今回解説した情報を参考に、貴社の発送に最適な発送代行業者を探していただければ嬉しい限りです。

タグ : ECお役立ち情報 EC運用 発送・梱包 業務効率化
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角田和樹
上場企業であるディーエムソリューションズ株式会社の物流関連サービスで15年間、営業やマーケティング、物流企画など様々なポジションを経験。 現在は物流・発送代行サービス「ウルロジ 」のマーケティング全体設計を担う。通販エキスパート検定1級・2級を保有し、実際に食品消費財のEC事業も運用。ECノウハウに対しても深い知見を持ち、物流事業者としてだけでなく、EC事業者の両面からnoteウェビナー等での情報発信を行う。