東京都内の発送代行業者オススメ5選、料金など比較表で解説
2024.06.10物流・フルフィルメント東京の発送代行業者選びで「どの業者を選べばよいかわからない」と迷っていませんか?
また「そもそもなぜ東京でなければならないのか?」と疑問を持つ方もいるでしょう。
筆者のEC業界での経験に基づくと、物流業務の委託には東京都内のサービスがおすすめです。物流コストの削減や配送のリードタイムの短縮が可能です。
本記事では、東京都内のサービスのメリットとデメリットに加え、筆者がおすすめする発送代行業者5選を紹介します。利用を検討している方は参考にしてください。
都内に4拠点を構える発送代行サービス「ウルロジ」の資料をみてみる
目次
発送代行とは
発送代行とは、物流業務をまとめて委託できるサービスです。具体的には、以下の業務などを委託できます。
【発送代行で委託できる業務】
- 商品の入荷・入庫作業
- 商品の在庫管理
- 受注処理
- 梱包作業
- 伝票発行
- 出荷・配送
サービスによっては、流通加工(シール貼付、ギフトラッピングなど)、チラシ同梱、返品対応も行っています。発送代行の魅力は、物流コストの削減を図りつつ、業務負担を軽減できることです。
適切に活用すれば、EC事業者様はコア業務に集中しやすくなります。このサービスを利用することで、集客や商品開発に注力し、売上を伸ばすEC事業者様も少なくありません。
発送代行について理解を深めたい方は以下の記事もご確認ください。
>>発送代行サービスとは?通販(EC)事業での委託するメリットや費用相場、業者の選び方を解説
東京都内の発送代行会社5選を紹介
ここでは、東京都内にあるおすすめの発送代行業者5選を紹介します。各サービスの概要は以下のとおりです。
サービス名(運営企業) | 特徴 | 料金(税別) |
---|---|---|
ウルロジ(ディーエムソリューションズ株式会社) |
|
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株式会社ウィニングコーポレーション |
|
要問合せ |
株式会社国分 |
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要問合せ |
国立倉庫株式会社 |
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株式会社ワークオンクリエイト |
|
要問合せ |
各サービスについて詳しく解説します。
ウルロジ(ディーエムソリューションズ株式会社)
画像引用元:ウルロジ公式HP
https://ul-logi.jp/
ウルロジは、約15,000社との取引実績を持つ上場会社、ディーエムソリューションズ株式会社が運営する発送代行サービスです。都内に4拠点の自社倉庫を保有し、13時までの発注で当日出荷が可能です。拠点間の距離が近いため、急な物流量増加にも対応できます。
また発送ミスを減らすため、ロボットなど設備投資にも注力しています。ヒューマンエラーによるミスが他社と比較して少ないことや、繁忙期の物流増加にも強いことが特徴です。
料金設定は明朗会計で、梱包資材費を含め、全国一律300円からの設定です。月1個からの小規模発送や顧客満足度向上のためのカスタマイズも可能。大手では難しい顧客に寄り添った対応が可能なため、個人でも法人でも、会社の規模を問わずおすすめです。
出典:ウルロジ公式HP
株式会社ウィニングコーポレーション
画像引用元:株式会社ウィニングコーポレーション公式HP
https://winning-corp.com
東京都府中市に倉庫を構えている中小企業向けの物流センターです。ハンガー保管、福袋・クリスマスギフト・セット組、チラシ封入・同梱など、さまざまなニーズに対応しています。
フリーロケーションを採用して保管コストを削減し、リアルタイムな在庫管理が可能なシステムを導入している点が特徴です。ただし、料金は公開されていません。実際の作業は、倉庫見学で確認できます。
株式会社国分
画像引用元:株式会社国分公式HP
https://www.kk-kokubu.co.jp/
東京都足立区に、広さ800坪・収容能力3,000パレットの倉庫を構えています。クライアントごとに作業フローを構築しているため、緊急発送や大量発送、繁忙期だけの梱包・発送や荷物1個からの梱包・発送にも対応可能です。
主な特徴は、自社便、物流業者、郵便局を使い分けて、配送エリア、小口、大口にかかわらず納期厳守のお届けを実現していることです。在庫データ、配送リストなどを専任者が適切に管理して、プライバシーマークを取得している点もポイントです。配送料金は、1つよりも複数の方が安くなります。詳しい料金は、問合せによる確認が必要です。
出典:株式会社国分公式HP
ネット通販物流代行サービス(国立倉庫株式会社)
画像引用元:国立倉庫株式会社公式HP
https://www.kunilogi.jp/
中央道国立府中ICから1分の場所に、延床面積約34,000㎡の倉庫を構えています。自動梱包機を導入し、作業ミスを防いでいる点が特徴です。一時的な大量出荷、さまざまなECモールにも対応できます。
管理費 | 月額:12,100円~(税込) |
---|---|
ネット通販物流代行料 | ネコポス:440円~(税込) 宅配便:770円~(税込) ※ピッキング・梱包・送料・資材費込 |
オプション料 | 必要な場合に別途費用 |
料金は上記の通り、管理費とネット通販物流代行料、オプション料で構成されます。管理費には在庫管理、倉庫保険料、年2回までの棚卸費用が含まれています。
初期の在庫移動費や、納品書及びデータ読み込みファイルのフォーマットが国立倉庫の規格に合わない場合、別途料金が発生します。
出典:国立倉庫株式会社公式HP
株式会社ワークオンクリエイト
画像引用元:株式会社ワークオンクリエイト公式HP
https://www.woc-woc.com/
江戸川区にある200坪の自社倉庫を拠点に、首都圏の発送に素早く対応しています。東京都トラック協会江戸川支部が主催する安全運転競技会に参加して、ドライバーの技能向上に励んでいる点が特徴です。
2020年には、同競技会の「小型車の部」で優勝しています。迅速かつ安全なお届けを心がけているサービスといえるでしょう。また、情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格「ISO27001」認証を取得しているため、大切なお客様の情報を安心して任せられる点もポイントです。ただし、公式サイトで料金は公開されていません。詳細は、個別の問い合わせが必要です。
東京都内にある発送代行のメリット・デメリット
東京都内の発送代行には、メリットとデメリットがあります。主なメリットとして次の点があげられます。
【メリット】
- 主要な配送先までの距離が近い
- 交通網が発達しているため適切な配送方法を選択しやすい
ECの配送先の割合は、人口分布に比例する傾向があります。つまり、首都圏の割合が高いのです。東京都内の発送代行は、主要な配送先との距離が近いため、配送料を抑えやすいといえます。
同様の理由で、配送のリードタイムの短縮を期待できる点もポイントです。弊社が実施した「EC利用に関する口コミ・レビュー実態調査」にて、「ECで買い物をされる際に、重視されている項目はどれですか。」と質問したところ、約3割の方が「配送の速さ」と回答しました。顧客までいかに早く届けられるかは、顧客満足度の向上や、他社商品との差別化に繋がります。
ウルロジの「EC利用に関する口コミ・レビュー実態調査」をみてみる
また、首都圏は陸海空の交通網が発達しています。したがって、商品やお届け先に合わせた配送方法を選択できます。東京都内にある発送代行は、多くのEC事業者様にとって適切な選択肢となるでしょう。
ただし、デメリットがある点には注意が必要です。主なデメリットとして、災害リスクがあげられます。たとえば、南関東地域では今後30年以内に70%の確率で都心南部直下地震などが発生すると予想されています。東京都内の発送代行を利用する場合は、倉庫の耐震性を確認しておく、平時から複数の物流拠点を運用するなどのバックアップ体制を整えておく、といった対策が必要です。
出典:東京都防災会議「首都直下地震等による東京の被害想定報告書」
都内に物流拠点を構えるメリット、デメリットについて理解を深めたい方は、以下の記事も参考にしてください。
東京都内の発送代行はサービス品質をチェックして選択しよう
発送代行は、受注処理、梱包作業、出荷・配送などの物流業務をまとめて委託できるサービスです。コア業務に注力しやすくなり、物流コストや配送のリードタイムを削減しやすくなるなどのメリットがあります。以上のメリットから、東京都内でビジネスを展開するEC事業者様には、都内の発送代行をおすすめします。
東京都内で発送代行サービスをお探しの場合、都内に4拠点を構えるウルロジがお勧めです。ウルロジの魅力は、安価な料金で業務効率を高めつつ作業ミスを減らせることです。
筆者が支援したEC事業者様からは「物流コストを想定以上に削減できた」「EC立ち上げでも安心して利用できた」などの感想をいただいています。都内で発送代行サービスをお探しの方には、自信を持ってお勧めできるサービスです。都内の発送代行サービスを利用しながら、物流コストを抑えたい方や、作業ミスを減らしたい方は、お気軽にご相談ください。
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