【画像付き】Shopify(ショッピファイ)の管理画面メニューと機能を解説
2024.02.27ECサイト
Shopifyでは、管理画面からストアやアカウントの管理を行います。具体的に、どのようなことを行えるのでしょうか。ここでは、管理画面の機能やアカウント管理メニューでできること、管理画面の機能を超えてカスタマイズを行う方法などを解説しています。
以下の情報を参考にすれば、Shopifyの機能を活用して理想のストアを制作しやすくなるはずです。Shopifyでできることを詳しく理解したい方は参考にしてください。
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目次
Shopifyの管理画面の機能
画像引用元: Shopify公式サイト
https://www.shopify.com/jp
Shopifyでストアを運営するうえで、最も重要な場所といえるのが管理画面です。
Shopifyはカナダ発のサービスであるため、管理画面の言語が日本語以外になっていることがあります。この場合は、以下の手順で日本語に変更できます。
【日本語に変更する方法】
- Shopifyにログインする
- 画面右上に記載されているアカウント名をクリックする
- 表示されたメニューから「Manage Account」をクリックする
- 「Preferred Language」へ移動する
- 「Language」の中から日本語を選択する
- 「Save」をクリックする
落ち着いて手続きをすれば、日本語への変更は難しくありません。それでは、管理画面の機能を見ていきましょう。
ホーム
画像引用元: Shopify公式サイト
ホームは、管理画面のランディングページです。
TOPメニューと言い換えることもできます。ここから、注文管理や商品管理、顧客管理など管理画面の機能へ移動します。
また、一定期間のセッション、次にやること、設定ガイドなど、ストア運営に関わる情報や最新ニュースなども確認できます。複数ストアを運営している場合は、他ストアの管理画面へ移動することも可能です。
注文管理
画像引用元: Shopify公式サイト
注文処理や新規注文の作成などを行う機能です。
具体的には、個別の注文を選択して、追跡番号と配送番号を設定し、顧客に配送状況を送信するなどを行えます。注文履歴や支払い状況、配送状況などがリスト形式で表示されるため、個別の注文の処理状況を確認しやすい点がポイントです。
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商品管理
画像引用元: Shopify公式サイト
Shopifyストアで扱う商品を管理する機能です。
具体的には、商品を追加・編集・削除に加え、在庫管理、コレクションへ追加などを行えます。商品追加の方法は、管理画面で商品情報を個別に入力する方法とCSVファイルを使って一括登録する方法にわかれます。
商品情報登録後は、商品データのリスト確認、商品カテゴリごとの絞り込み検索のほか、各商品を選択することでそれぞれの商品ページで詳細情報の登録を行えます。具体的な登録情報は、タイトル・説明・メディア・価格・在庫・配送・オプションなどです。
顧客管理
画像引用元: Shopify公式サイト
商品を購入したユーザーやメルマガに登録したユーザー、会員登録を済ませたユーザーなどの情報を管理する機能です。
CSVファイルで顧客情報をインポートすることや手動で顧客情報を登録することもできます。顧客にタグをつけて属性ごとに管理できる点がポイントです。例えば、エリア別、購入回数別などで顧客をグループ化できます。
コンテンツ
画像引用元: Shopify公式サイト
メタオブジェクトや画像ファイル・動画ファイルを追加・管理する機能です。
メタオブジェクトは、商品情報や顧客情報などと考えればよいでしょう。例えば、メタオブジェクトを利用してサイズチャートなどを保存することができます。ただし、コンテンツ機能の活用には、一定の知識が求められます。
出典:メタオブジェクト · Shopify ヘルプセンター
https://help.shopify.com/ja/manual/custom-data/metaobjects
ストア分析
画像引用元: Shopify公式サイト
ストアに関するデータやレポートを確認する機能です。
アクセス数や売上に加え、平均注文金額や総注文数、CVR(購入率)、リピート率なども確認できます。期間を設定して分析を行える点もポイントです。ストア分析を活用すれば、イベントや季節に合わせたアプローチ方法などを模索できます。
マーケティング
画像引用元: Shopify公式サイト
各種キャンペーンを作成する機能です。
具体的には、Google、Facebookなどの運用型広告やキャンペーンメールの作成などを行えます。直近30日間の成果を確認できる点も魅力です。過去のデータと比較して現在の課題を発見できます。
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ディスカウント
画像引用元: Shopify公式サイト
Shopifyストアで使用できる限定クーポンや送料無料コードなどを作成する機能です。
さまざまな条件を設定しながら、指定した価格、割引率などのディスカウントコードを作成できる点がポイントです。例えば、商品をセットで購入すると自動で割引を適用するなどの設定を行えます。また、季節やイベントにあわせてクーポンを配布することなども可能です。
アプリ
ストアにインストールしたアプリ(拡張機能)を管理する機能です。インストール済みのアプリを一覧で管理・編集できます。ちなみに、公式ショップにあたる「Shopify App Store」には、100項目の審査基準を満たした8,000を超えるアプリが登録されています。
出典:Shopify App Store公式サイト
https://apps.shopify.com/?locale=ja
販売チャネル「オンラインストア」のメニュー
管理画面の機能の中には、新たな販売チャネルを追加できる「販売チャネル」が用意されています。「販売チャネル」内の「オンラインストア」を活用すると、Shopifyストアにさまざまな設定を追加できます。ここからは、オンラインストアのメニューを紹介します。
テーマ
画像引用元: Shopify公式サイト
Shopifyストアの外観を整えるメニューです。テーマは、Shopifyのデザインテンプレートを指します。
このメニューでは、自社ECに適用するテーマを探して設定したり、既存のテーマをカスタマイズしてオリジナルデザインを作成したりできます。具体的には、ヘッダー・スライドショー・フォントなどの編集を専門的な知識がなくても行えます。
Shopifyテーマについては以下の記事で詳しく解説しています。選び方や無料テーマ・有料テーマの違いなどを理解したい方は参考にしてください。
>>Shopifyテーマの選び方|無料・有料テーマの違いとおすすめのテーマを紹介
ブログ記事
画像引用元: Shopify公式サイト
自社ECにブログ記事を追加するメニューです。商品に関するお知らせなどを投稿できます。ブログ記事を追加する主なメリットは以下の通りです。
【メリット】
- 継続的に投稿することで検索順位の向上を期待できる(コンテンツSEO)
- 顧客エンゲージメントを高められる
- ブランドや商品のストーリーを紹介して顧客の購買意欲を高められる
マーケティングなどで積極的に活用したい機能といえるでしょう。
ページ
画像引用元: Shopify公式サイト
Shopifyストアに固定ページを作成するメニューです。
固定ページは、カテゴリなどに属さない独立したページと理解されています。Shopifyでは、基本的に常設したい情報を掲載するページとして用いられています。具体的には、お問合せ・ストアポリシーなどに活用することが一般的です。
メニュー
画像引用元: Shopify公式サイト
Shopifyストアのメインメニューやフッターメニューを編集するメニューです。
例えば、作成したブログ記事や固定ページをメインメニューに加えるなどが考えられます。各ページへの導線を整えられるため、自社ECの売上に影響する可能性があります。計画的にメニューを作成することが重要です。
各種設定
画像引用元: Shopify公式サイト
Shopifyストアのさまざまな設定を行うメニューです。
具体的には、トップページのタイトル・メタディスクリプションの作成、Googleアナリティクスの設定などを行えます。Googleアナリティクスは、無料で利用できるウェブサイトのアクセス解析サービスです。アクセス数だけでなく流入ページや検索キーワードなどを調べられるため、自社ECを開店する前に導入しておくことが勧められます。
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Shopifyの基本設定
Shopifyストアの基本設定は、管理画面左下にある歯車マーク「設定」から行います。設定できる主な項目は次の通りです。
【基本設定】
- ストアの詳細
- プラン
- 請求情報
- ユーザーと権限
- 決済
- チェックアウト
- お客様アカウント
- 配送と配達
- 税金
- ロケーション
- ギフトカード
- マーケット
- アプリと販売チャネル
- ドメイン
- お客様のイベント
- ブランド
- 通知
- カスタムデータ
- 言語
- ポリシー
例えば「ストアの詳細」では自社ECの名称・メールアドレス・所在地など、「配送と配達」では配送料金に加え配送方法、「通知」ではユーザーに自動送信するメールの設定などを行えます。
Shopifyのアカウント管理メニュー
アカウントの管理は、管理画面右上のアカウント名をクリックすると表示される「アカウントを管理する」から行えます。「アカウントを管理する」は「一般設定」と「セキュリティ」にわかれます。重要な項目があるため、詳細を確認しておきましょう。
一般設定
画像引用元: Shopify公式サイト
アカウントのロゴ画像、名称、メールアドレス、言語設定、ログインに使用する連携サービスなどを設定できます。ログインに使用する連携サービスは、Shopifyアカウントに紐づけられている連携済みの外部ログインサービス(Apple・Facebook・Googleなど)と考えればよいでしょう。任意の項目が中心ですが、設定しておくと利便性を高められます。開店前に必要な項目を確認しておきましょう。
セキュリティ
画像引用元: Shopify公式サイト
セキュリティでは、ログイン時にパスワードの代わりに指紋・顔・PINを使用する「パスキー」の設定やパスワードの変更、2段階認証の切り替え、予備メールアドレスの登録、ログインしたデバイス、ログアウトしたデバイスの確認などを行えます。不正アクセスなどを遠ざける重要な設定が含まれます。抜けや漏れがないように、確認しておかなければなりません。
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【応用編】管理画面で設定できる範囲を越えた調整がしたい場合
ここまでの説明でわかる通り、Shopifyでは管理画面を活用するとさまざまな設定を行えます。ただし、管理画面の機能だけで、あらゆる設定を行えるわけではありません。設定できない内容は「プランの変更」「アプリの活用」「専門会社に依頼」のいずれかで実現できる可能性があります。ここからは、プラスαの調整を行える3つの方法について解説します。
プランの変更で設定できる機能
Shopifyは「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」で構成される通常プランに加え、上位プランにあたるShopify Plusを用意しています。Shopify Plusは、独自の機能やツールを利用できるプランです。
具体的には、自社が管理する全ストアを一元管理したり、同一ブランドのストアを無料で9店舗追加したりできます。また、チェックアウトエディタを使用して、チェックアウトページ・サンキューページ・注文状況ページなどの機能と外観をカスタマイズすることも可能です。Shopify Plusに最適化されたアプリを導入できる点も見逃せません。
出典:Shopifyplus公式サイト「Shopify PlusとShopifyの比較:Shopify Plusにアップグレードするには – Shopify 日本」
https://www.shopify.com/jp/plus/upgrade
アプリの活用で追加できる機能
アプリを導入することでも、Shopifyストアの機能を拡張できます。アプリには、Shopify App Storeからインストールできる公開アプリとインストールできないカスタムアプリなどがあります。カスタムアプリは、開発者が特定のShopifyストアのために作成したアプリです。Shopify App Storeに登録されているカテゴリは以下の通りです(2023年12月時点)。
【カテゴリ】
- 商品を探す
- 商品を販売する
- 注文と配送
- ストアデザイン
- マーケティングとコンバージョン
- ストア管理
Shopify App Storeでは、これらに関連する機能のアプリを探せます。アプリでテーマを拡張する方法は、「アプリブロック」「埋め込みアプリ」「カスタムコード」の3種類が用意されています。
出典:Shopifyヘルプセンター「アプリの種類」
https://help.shopify.com/ja/manual/apps/app-types
出典:Shopifyヘルプセンター「カスタムアプリ」
https://help.shopify.com/ja/manual/apps/app-types/custom-apps
出典:Shopifyヘルプセンター「アプリでテーマを拡張する」
https://help.shopify.com/ja/manual/online-store/themes/theme-structure/extend/apps
専門会社への依頼で実行できること
専門会社へ依頼することでも、管理画面の機能を超えた設定や調整を行えます。専門家に相談しながら、予算などを踏まえて実現できること、実現できないことなどを検討できる点が強みです。具体的なサービス内容は専門会社で異なりますが、ブランドイメージを反映したShopifyストアの構築や集客支援、物流代行などを利用できます。
専門家の助けを借りれば、理想的なShopifyストアならびにサービス提供体制を実現できるでしょう。時間や手間を大幅に削減できるため、自社でゼロからストアを構築するよりもコストを削減しやすい点も魅力です。専門会社へ相談したい方は、以下のページで詳しい内容をご確認ください。
自社EC開設前に管理画面の機能を把握しておきましょう
Shopifyでは、管理画面から注文管理・商品管理・顧客管理などを行えます。また、ストアの分析をしたり広告を作成したりすることなどもできます。
テーマを編集したり、ブログ記事を追加したりできる点も見逃せません。ストアの運営に必要なさまざまな設定などを行えるため、自社ECを開設する前に全体像や操作方法を把握しておくことが大切です。
管理画面だけで設定できない機能などは、プラン変更やアプリの追加、専門会社への依頼で対応できる可能性があります。ウルロジを提供しているディーエムソリューションズは、Shopifyストアの構築に加え、集客支援や物流代行までワンストップで提供しています。専門会社に興味のある方は、以下のページからお気軽にご相談ください。
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