エアクッションとは?メリット・デメリットや緩衝材の種類と選び方のポイントを紹介

2022.06.06EC/物流用語集
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用語集

エアクッションとは

エアクッションとは、長方形のビニールに空気を入れて弾力性を高め、商品に傷が付くのを防ぎ、箱内部で移動するのを抑える緩衝材です。
枕の形に似ていることから、エアーピローと呼ばれることもあります。
紙を使った緩衝材よりも強度が高く、商品の梱包時に広く使われています。

エアクッションの使い方

エアクッションは体積が広いため、主に箱の隙間を埋めるために使います。
特に、商品が箱のサイズよりも大幅に小さい場合、エアクッションは隙間を埋めるために役立つでしょう。

エアクッションのメリット・デメリット

エアクッションは空気で体積を占有している分、トータルで見ると紙類よりもコストがかからない点がメリットです。
また、紙類よりも強度が高く、かさばらずに処分ができるため、使用する側だけでなく受取側にもメリットがあります。
一方、エアクッションは体積が広くなるからこそ、サイズの小さい商品の梱包には不向きです。
もしエアクッションを利用する場合、使用する段ボールや箱のサイズが大きくなるため、配送料が高くつく場合があります。
パソコンやスマホなどの電子機器に使用する部品の梱包には、エアクッションは不向きといえるでしょう。
梱包する商品サイズによって、エアクッションか、その他の緩衝材かを選び分けましょう。

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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。