カートとは？メリットや主要カート6社も交えて解説

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カートとは

カートとは、ECサイトに商品を掲載し、それをお客様が選んで購入するためのシステムです。
具体的には、商品の画像や情報の掲載、買い物かごへの商品の追加、配送先や配送方法の指定、代金の決済などが行えます。
他にも、購入者へ注文確認メールの送信や、購入者のデータ管理が可能です。
また最近では、ポイントの付与やクーポンの配布、買い物かごに商品が残っている場合の通知機能がついているカートもあります。

カートを使用するメリット

カートを利用するメリットは、システムに関する知識のない人でも簡単に始められて、費用も比較的抑えられる点です。
カートの中には、初期費用や月額費用がかからず、無料で始められるものもあります。
集客や販促、分析といった機能が充実している有料のカートでも、初期費用、月額費用ともに2,000円〜50,000円程度です。
またカートはクラウド型のシステムなので、アカウントを発行するだけで簡単に始められて、サーバーやソフトウェアは不要です。
メンテナンスも、システムの提供者が行ってくれるので手間がかかりません。

主要カート6社の紹介

現在では、40種類以上のカートが各社から提供されていますが、その中でも主要カート6社をご紹介します。

• • Shopify
    Shopifyは、世界の170万店舗以上で利用されている、小規模〜中規模向けのカートです。
    無料体験から始められるほか、海外向けの利用実例も多く、ショップの規模や成長に合わせてプランを選んだりカスタマイズしたりできます。
    出典：Shopify Japan 株式会社

• • BASE
    無料で利用できる上、簡単な操作でショップが開設でき、PC初心者でも使いやすいカートです。
    ネットショップで顧客を得るために大切な決済サービスには、クレジットカード決済も導入することができます。
    出典： BASE株式会社

• • カラーミー
    大手GMOグループが提供するカラーミーは、おしゃれなデザインテンプレートが魅力のカートです。
    ショップ開店準備の支援も受けられ、電話やメールでのサポート体制も整っています。
    初期費用、販売手数料は0円で、月額は無料プランもある上、売れるショップにするための情報が得られるコンテンツも豊富に用意されています。
    出典：GMOペパボ株式会社

• • Make Shop
    Make Shopは、流通取引総額が9年連続No.1のカートで、大手GMOグループが提供しています。
    機能面では、ポイントの付与やクーポンの配布など業界No.1を誇る650種の機能が利用でき、販売手数料は0円、決済手数料は業界最安値の3.14%〜です。
    出典：GMOメイクショップ株式会社

• • EC CUBE
    EC CUBEは、導入実績が国内最大級のカートで、初期費用0円で利用できます。
    またオープンソースなので、自由にECサイトをカスタマイズでき、自社に技術担当がいる場合におすすめです。
    出典：株式会社イーシーキューブ

• EC Force
  商品を製造者が消費者に直接販売するD2Cに特化したカートで、大手メーカーなど220社以上で利用され、利用継続率は99.75%です。
  年商100億円以上のショップでも耐えられるインフラで、高度なマーケティング領域にも対応しています。
  出典：株式会社SUPER STUDIO

関連用語
ECモール

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角田和樹

室長 ： ディーエムソリューションズ株式会社

上場企業であるディーエムソリューションズ株式会社の物流関連サービスで15年間、営業やマーケティング、物流企画など様々なポジションを経験。 現在は物流・発送代行サービス「ウルロジ 」のマーケティング全体設計を担う。通販エキスパート検定1級・2級を保有し、実際に食品や消費財のEC事業も運用。ECノウハウに対しても深い知見を持ち、物流事業者としてだけでなく、EC事業者の両面からnoteやウェビナー等での情報発信を行う。

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