在庫引当とは?在庫管理方法を具体例を踏まえて解説

2022.06.08EC/物流用語集
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用語集

在庫引当とは

在庫引当とは、受発注が行われた段階で注文数分の在庫を差し引いておき、残りの販売可能な在庫数(有効在庫数)を把握する在庫管理方法の1つです。

例えば、商品Aが50個あるとして、顧客から20個の注文を受けたとします。

このとき、その場では在庫は50個のままで動きはなくとも、注文をいただいた20個は取りおかなくてはなりません。

そのため、受注を受けた20個分を差し引いて、残りの有効在庫数は30個として管理していく、という流れが在庫引当です。

在庫引当を行うと、発注トラブルを防げますが、目視や人が管理すると計算ミスを起こすリスクがあります。

特に在庫の数・種類が多い現場においては、在庫管理システムによって管理した方がミスなく業務効率が向上します。

タグ : 用語
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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。