ワークサンプリングとは?瞬間観測法と連続観察法を解説

2022.06.08EC/物流用語集
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用語集

ワークサンプリングとは

ワークサンプリングとは、作業現場での1つの工程に対してかかった時間や、どれくらいの工数がかかっているのかをチェックしてデータで算出することです。データを分析することで、作業現場の人や機械の稼働状況を統計的に把握できます。

ワークサンプリングの特徴は、観測するポイントが絞られていることです。観察者が決められた工程を、限られた時間でチェックしてデータを収集します。瞬間的にデータを収集する様子から瞬間観測法とも呼ばれます。

一方、終日観察者が確認したり、動画撮影したりすることで作業を連続的にチェックする方法は連続観察法です。

ワークサンプリングは、連続観察法に比べると実施するためのコストを抑えられるため、長期的な実施が可能になります。

タグ : 用語
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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。