個人でも利用できる発送代行おすすめ5社|費用相場と選び方を解説【2026年版】

更新 (公開 2026.10.11)物流・フルフィルメント

個人・小規模ECの発送代行5選TOPバナー

「個人で運営しているがECの発送業務が忙しすぎる」
「発送代行って個人でも利用できるの?」

とお考えではありませんか?多くの方がマーケティングなどのコア業務に集中できずに困っていることでしょう。最初に結論を述べると、適切なサービスを選べば個人事業主様でも発送代行を利用できます。発送代行には、物流業務の負担を軽減し、出荷ミスを減らすなどのメリットがあります。

ここでは、EC業界で働く筆者が自身の経験を踏まえて、個人事業主様が発送代行を利用するメリット・デメリット、料金の試算、個人事業主様におすすめの発送代行サービス5選、相談するタイミングとよくある質問を紹介しています。

以下の情報を参考にすれば、発送代行の必要性を理解して、利用しやすいサービスを見つけられるはずです。毎日の発送業務でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

※本記事は、EC物流代行サービス「ウルロジ」を運営するディーエムソリューションズ株式会社が作成しています。比較には自社サービスのウルロジも含めています。各社の情報は各社の公式サイトの公開情報をもとにしています(2026年10月時点)。

小ロットから利用できる発送代行をお探しの方には、弊社サービス「ウルロジ」もご検討ください。月1個からの発送に対応しており、初期費用と固定費が0円のライトプラン(1件350円〜)も用意しています。サービスの詳細は、以下のページからダウンロードできる資料でご確認ください。

>>個人でも利用できるウルロジの発送代行サービス資料を見てみる

目次

個人事業主向けの発送代行は小ロットからの委託が可能

発送代行とは、ECサイト運営における商品の保管から梱包、発送に至るまでの一連の物流業務を、事業者に代わって専門業者が行うサービスです。単に「発送するだけ」でなく、保管・梱包・発送といったEC物流の業務をまとめて外部の専門業者に任せられます。

「個人事業主向けの発送代行」は、発送代行の中で小規模で運営されている方にも対応しています。主な特徴として、小ロットに対応していること、初期費用や固定費を抑えやすいことなどが挙げられます。

個人事業主が発送代行サービスに委託できる主な業務には、以下のようなものがあります。

EC物流の基本の流れ

商品管理 入庫・検品 仕入れた商品を受け取り、数や状態を確認します。
在庫保管 温度や湿度が管理された専用倉庫で商品を安全に保管します。
棚卸し 定期的に在庫数をチェックし、データのズレを防ぎます。
出荷業務 受注処理 ECサイトからの注文データを受け取ります。
ピッキング 注文に応じて、保管場所から正確に商品を取り出します。
梱包 商品に合わせた資材で丁寧に梱包します。チラシの同梱やギフトラッピングに対応できる業者もいます。
伝票発行・貼付 配送先の伝票を発行し、荷物に貼り付けます。
発送・その他 配送会社への引き渡し 梱包した商品を配送会社へ引き渡します。
返品対応 お客様から返品された商品の受け取りや検品を行います。

ちなみに、これらの業務に加えて、顧客対応や決済処理まで含む、より広範囲なサービスを「フルフィルメントサービス」と呼ぶこともあります。
まずは物流業務の効率化から始めたい個人事業主様にとって、発送代行は検討しやすい選択肢です。

発送代行の仕組みや費用の全体像は、以下の記事で詳しく解説しています。本記事では、個人・小規模で使う場合に気になる点に絞って説明します。

>>発送代行のメリット・費用・選び方を解説した記事を見る

個人で発送代行を利用するメリット

個人で発送代行を利用する主なメリットは以下のとおりです。

作業時間を削減できる

個人で運営しているECは人手が限られるため、注文数が増えると梱包と発送だけで1日が終わり、ほかの業務に手が回らなくなりがちです。

発送代行を利用すると、物流業務にかかる時間を削減できるため、コア業務(商品企画やマーケティングなど)に集中しやすくなります。筆者の経験をもとに述べると、発送代行は個人で運営するECの成長に欠かせないサービスです。適切なタイミングで利用することをおすすめします。

出荷ミスを削減できる

出荷ミスを削減できる
一人で作業していると、ダブルチェックのようなミスを防ぐ仕組みを作りにくく、出荷ミスが起こりやすくなります。

誤配送や配送遅延は、顧客満足度を大きく低下させます。弊社が実施した「EC利用に関する口コミ・レビュー実態調査」で、ECで買い物する際に50.8%の方が口コミ・レビューを参考にしていることが明らかになりました。出荷ミスによる低評価のレビューは、売上の減少につながるおそれがあります。

>>ウルロジの「EC利用に関する口コミ・レビュー実態調査」をみてみる

発送代行の多くは、バーコードによる検品など人為的なミスを防ぐ仕組みを持っているため、出荷ミスを減らせます。

誤出荷の原因と対策について理解を深めたい方は、以下の記事も参考にしてください。

>>通信販売・ECの誤出荷や異物混入などの発送配送トラブルの原因と対策

在庫の保管スペースが不要になる

個人運営のECが直面しやすい課題として、保管スペースの確保が挙げられます。自宅で在庫を保管している方も多いでしょう。発送代行は在庫の保管・管理にも対応しているため、保管スペースに悩む必要がなくなります。倉庫を借りている場合は、倉庫代も削減できます。

個人で発送代行を利用するデメリット

発送代行にはデメリットもあります。個人で利用する場合は、以下の点に注意が必要です。

柔軟な対応ができない場合がある

発送代行で委託できる業務はサービスで異なります。事業者によっては、チラシの同梱や梱包資材の変更など、細かな要望に対応していないことがあります。「お客様ごとに手書きのメッセージカードを入れる」といった、一人ひとりに合わせた対応は難しい場合がほとんどです。ブランドとして譲れない作業と、割り切れる作業を事前に分けておきましょう。

たとえば、弊社サービスのウルロジは、チラシ同梱やオリジナルダンボール作成など、幅広いニーズに応えられます。発送業務の質にこだわりたい方は、柔軟性の高いサービスを選びましょう。

梱包物イメージ

実際、弊社で行っている自社EC事業においても、ウルロジの梱包品質について多くの高評価レビューをいただいております。
>>チラシ同梱やオリジナルのダンボール作成などの業務範囲をウルロジに相談したい方はこちらから

コミュニケーションコストが発生する

自社で完結していた業務を外部に委託するため、指示出しや確認などのやり取りが新たに発生します。業者によっては、電話が繋がりにくかったり、メールの返信が遅かったりすることもあります。

契約前に、担当者のレスポンスの速さや、チャットで気軽に連絡が取れるか、専任の担当者がつくかを確認しましょう。
ウルロジでは、現場担当者と営業の専用のチャットグループを作成して、運用しています。

発送代行の料金相場は?費用内訳を解説

発送代行の利用を考えたとき、最も気になるのが費用ではないでしょうか。ここでは、料金体系の基本と費用の内訳、具体的な試算を解説します。発送代行の料金体系は、大きく分けて2種類あります。
出荷件数に関わらず、毎月一定の費用がかかる物量が多い事業者向けの月額固定費型と「保管料」や「出荷1件あたりの作業料」など、利用した分だけ費用が発生する従量課金型です。

また最近では成功報酬型や、固定料金・変動料金型と様々な料金体系が登場しています。こちらの記事で詳しくご説明しているので、ぜひチェックしてください。
>>成功報酬型でムダなく運用!業種別・最適な物流代行の料金プランを解説

個人事業主様やスモールスタートのECサイトには、出荷がない月に固定費がかからない「従量課金型」が向いています。 事業の成長に合わせてコストを調整できます。一般的に以下の費用項目を組み合わせて月額費用が計算されます。

費用項目 内容 料金の目安
初期費用 システム連携やアカウント設定にかかる初回のみの費用 0円~50,000円
月額基本料 システム利用料など、毎月固定でかかる費用 0円~30,000円
入庫料 商品を倉庫に預ける際の検品や棚入れ作業の費用 10円~/1点
保管料 商品を倉庫で保管しておくためのスペース代 100円~/1箱(月)
出荷作業料 受注処理、ピッキング、梱包にかかる費用 150円~/1件
配送料 荷物を発送するための送料(業者ごとの特別料金) 300円~/1件

ほとんどの発送代行業者は、ヤマト運輸・日本郵便・佐川急便などと大口契約を締結しています。そのため、個人で商品を発送する場合よりも、送料を抑えられる可能性があります。出荷量が少ないため、大手配送業者と大口契約を締結できない場合は、発送代行を利用するとよいかもしれません。ただし、広告などに出ている最安値の送料は、いちばん小さいサイズの料金であることがほとんどです。自分の商品のサイズでいくらになるかを確認しましょう。

発送代行を利用後の発送量の推移

弊社ウルロジでは、小ロットから発送代行を始めたお客様が、発送業務を委託してマーケティングなどの業務に専念した結果、月あたりの配送量が増えた実績もございます。

>>小ロットから発送代行の対応を行っているウルロジの発送代行サービス資料を見てみる

固定費あり・なしはどちらが得か(月30件・100件・600件の試算)

固定費のないプランと、固定費がある代わりに1件あたりの単価が安いプランのどちらが得かは、月の出荷件数で決まります。ウルロジの2つのプランで試算すると、次のとおりです。

  • ライトプラン(初期費用・固定費0円):350円×出荷件数
  • 通常プラン:月額固定費30,000円+300円×出荷件数
月の出荷件数 ライトプラン 通常プラン 安いのは
30件 10,500円 39,000円 ライトプラン
100件 35,000円 60,000円 ライトプラン
600件 210,000円 210,000円 同じ

1件あたりの差は50円なので、固定費30,000円を取り戻せるのは月600件(30,000円÷50円)からです。月600件より少なければライトプラン、多ければ通常プランのほうが安くなります。

ここで使った300円・350円は、いちばん小さいサイズの単価です。単価は荷物のサイズによって変わるため、実際にどちらが得かは、扱う商品のサイズ構成で変わります。どちらのプランも単価は全国一律・梱包資材費込みです。正確な金額は、商品のサイズと月の件数を伝えて見積もりで確認してください。

自社で発送する場合との比べ方

発送代行の見積もりは、今の自社発送にかかっている費用と月額で比べます。比べるのは次の4つです。

  • 人件費:梱包・発送にかかっている時間×時給(自分で作業している場合も、その時間を時給に換算します)
  • 家賃:在庫を置いている部屋や倉庫の費用
  • 資材:段ボール・緩衝材・テープなどの費用
  • 送料:今の契約での1件あたりの送料×件数

弊社の「EC運営におけるコストの実態調査」(2024年11月・1,000名)では、物流費が売上に占める割合は「21〜30%」が最も多く22.1%でした。自分の作業時間を費用として数えていないと、自社発送のほうが安く見えやすいので注意しましょう。

個人事業主が発送代行選びで失敗しないための5つのチェックポイント

「どの発送代行も同じように見える…」と感じていませんか?自社に合わない業者を選ぶと、かえって手間が増えたり、コストがかさんだりする可能性があります。
以下の5つのポイントを必ずチェックしましょう。

1.料金体系と最低出荷数は事業規模に合っているか?

最も重要なポイントです。特に個人事業主様の場合、「最低出荷数〇〇件以上」といった縛りがあると、条件を満たせず利用できないことがあります。「月1個からでもOK」など、小ロットに対応しているか必ず確認しましょう。また、隠れた費用がないか、料金体系が明確であることも重要です。

弊社が独自で実施した全国の20-70代の男女でEC事業者700名を対象に実施した調査では、月間100件前後の発送件数は、発送代行を検討するタイミングがボリュームゾーンとして上がっています。

物流代行委託のタイミング

弊社で行ったEC運用に関する調査はこちらからダウンロードいただけます。

>>EC事業の運営状況に関する実態調査を見てみる

2.利用中のECカート・受注管理システムと連携できるか?

発送業務を効率化する上で、システム連携は必須です。Shopify、BASE、楽天市場など、ご自身が利用しているECカートの注文データを自動で取り込めるか確認しましょう。
これができないと、手動で出荷指示を出す手間が発生し、効率化が半減してしまいます。

3.対応業務の柔軟性は十分か?

あなたのショップの「こだわり」を実現できるか、という視点も大切です。

  • ギフト用のラッピングに対応してくれるか?
  • サンクスカードやチラシを同梱できるか?
  • ブランドロゴ入りのオリジナル梱包資材を使えるか?
  • 台紙への取り付けやギフトセットの組み立て、ラベル貼りなど、自分の商品ならではの作業を頼めるか?

こうした細やかな対応が、顧客満足度やリピート率に繋がります。

弊社に相談に来られる方を見ていると、小口の出荷や特殊な作業をほかの業者に断られ、引き受けてくれた業者に決めるケースが多くあります。料金を比べる前に、自分の商品に必要な作業を伝えて「できるかどうか」を最初に聞くと、候補を早く絞れます。

4.品質とサポート体制は信頼できるか?

安さだけで選ぶのは危険です。誤出荷は、お客様の信頼を著しく損ないます。バーコード管理など、ミスを防ぐための具体的な仕組みがあるかを確認しましょう。

あわせて、在庫の紛失についても確認しておきましょう。預けた在庫がなくなったときにどこまで補償されるか(補償の上限や条件)と、在庫の数が合わないことがどのくらいの頻度で起きているかは、小規模の事業者ほど影響が大きい項目です。

また、トラブルが発生した際に、電話やチャットですぐに連絡が取れるか、専任の担当者がつくかなど、サポート体制の充実度も安心材料になります。

弊社の「EC事業の運営状況に関する実態調査」(2024年9月・700名)で、物流代行に委託・乗り換えしたことのある方(608名)に委託後に失敗したと感じたことを聞くと、「出荷に波がある際に出荷できなかった」36.2%、「保管している倉庫の環境が良くない」35.2%、「担当者のレスポンスや対応が悪い」27.8%が上位でした。どれも見積もりの金額には表れないため、倉庫の見学や担当者とのやり取りで確かめておくと安心です。

EC事業の運営状況に関する実態調査:物流代行の委託後に失敗したと感じた経験(複数回答、n=608)のグラフ。1位は出荷に波がある際に出荷できなかった36.2%

5.倉庫の立地と保管環境は適切か?

商材によっては、倉庫の環境も重要になります。例えば、化粧品や食品を扱う場合は、温度・湿度が管理された倉庫であるかを確認する必要があります。

また、お客様への配送リードタイムを短縮したい場合は、都市部近郊に倉庫がある業者を選ぶと有利になることがあります。

個人で利用するのにおすすめの発送代行業者5選

個人で利用するのにおすすめの発送代行業者5選
ここからは、個人利用におすすめの発送代行5選を紹介します。

法人として、より多くの物流代行会社を項目ごとに比べたい方は、以下の記事も参考にしてください。

>>EC物流代行の会社を項目別に比べた記事を見る

サービス名 特徴 料金体系 運営企業
ウルロジ ※当社
  • 月1個からの発送に対応
  • 誤出荷率37ppm(2025年度実績)
通常プラン(月額固定費30,000円):1件300円~/ライトプラン(初期費用・固定費0円):1件350円~(全国一律・梱包資材費込み。単価はサイズによって変わります) ディーエムソリューションズ株式会社
アートトレーディング
  • WMS「mylogi」で在庫と入出荷を管理
  • EC業務の支援から物流まで対応
送料:ネコポス270円、箱出荷(宅配)350円 アートトレーディング株式会社
EC物流ドットコム
  • 月間数件程度の小ロットから利用できる
  • 急激な出荷の増減に対応できる
要問合せ 株式会社共栄物流サービス
オープンロジ
  • 従量課金制を採用
  • ソフトウェアを活用して物流業務を自動化、効率化している
要問合せ オープンロジ株式会社
株式会社日新ECパートナーズ
  • バーコードで商品をデジタル管理
  • 在庫金額・在庫回転率を見える化
「ぜんぶまとめて」790円(税別)~(参考料金) 株式会社日新ECパートナーズ

各サービスの特徴は以下のとおりです。

ウルロジ(ディーエムソリューションズ株式会社)※当社サービス

ウルロジ ホームページ

ウルロジは、東京証券取引所スタンダード市場に上場するディーエムソリューションズ株式会社(証券コード:6549)が運営するEC物流代行サービスです。全国7拠点・約53,800㎡の倉庫で、15,000社と取引があり、月48.5万個を発送しています。料金は全国一律・梱包資材費込みで、月額固定費30,000円の通常プランが1件300円〜、初期費用と固定費が0円のライトプランが1件350円〜です(いずれも最小サイズの単価で、サイズによって変わります)。月1個から利用できます。

出荷量が少ない時期や、まだ物量が読めない立ち上げ期は、出荷した分だけ料金がかかるライトプランで始められます。スポット発送にも対応しています。自動化設備とバーコード管理で出荷ミスを防いでおり、2025年度の誤出荷率は37ppm、契約継続率は98.2%です。

ギフト包装やチラシ・サンプルの同梱、セット商品の梱包、オリジナル段ボールにも対応しています。同梱物を入れる条件はWMSで自動設定できるため、注文ごとに指示を出す必要はありません。実際に導入されたお客様からは「発送にかけていた月50時間が削減でき、商品開発に充てた結果、売上が1.5倍になった」「プロの梱包品質でお客様からのレビュー評価が上がった」とのお声もいただいています。

これから発送代行を始める方は、次の流れで委託を始めます。お問い合わせから出荷開始までは、準備の状況によって数週間〜2か月程度です。このうち、商品の入庫後に行うテスト運用は約1週間です。

【委託開始までの流れ】

  • お問い合わせ・資料請求
  • 面談・見積もり
  • ヒアリングシートの記入・契約
  • システムの準備・商品の入庫
  • テスト運用(約1週間)
  • 出荷開始

【向いている事業者】

  • 月1個からの小ロットで、初期費用と固定費をかけずに始めたい個人事業主様
  • ギフト包装やセット商品、同梱物など梱包にこだわりたい事業者様
  • 楽天市場・Amazon・Shopifyなど複数の販路の出荷をまとめたい事業者様(約20種のカート・モールとAPI連携)

【ほかのタイプが合う可能性がある事業者】

  • Amazon FBAへの納品だけを任せたい事業者様(ウルロジはFBA納品用のラベル発行と梱包にも対応していますが、自社EC・モールの出荷との併用に向いています)

公式:ウルロジ

>>ウルロジの発送代行サービス資料を見てみる

アートトレーディング(アートトレーディング株式会社)

アートトレーディング(アートトレーディング株式会社)

 

EC業務の支援を手掛けるアートトレーディング株式会社が提供しているサービスです。物流倉庫も運営しており、EC業務からお客様に商品が届くまでをまとめて任せられます。物流代行は、グループ会社の株式会社mylogiが埼玉県所沢市のフルフィルメントセンターで行っています。

同社グループが展開するWMS「mylogi」を利用してミスを防いでいることが特徴です。在庫管理から入出荷管理までをシステムで管理できます。

出荷量に特に制限はなく、1日1個から依頼できる点もポイントです。物流代行プランの送料はネコポス270円、箱出荷(宅配)350円、保管費は坪単位6,000円、パレット単位3,000円、オリコン単位750円です。

公式:アートトレーディング

EC物流ドットコム(株式会社共栄物流サービス)

EC物流ドットコム(株式会社共栄物流サービス)

 

1988年の創業以来、物流アウトソーシングに取り組んできた株式会社共栄物流サービスが運営しているサービスです。累計3,000社以上の物流を手掛けてきました。

主な特徴は、月100件から10,000件まで、出荷量に合わせて柔軟に対応していることです。通常の数倍から数十倍といった突発的な出荷増にも対応できる点が魅力です。もちろん、月間数件程度の小ロットからの利用も行えます。残念ながら、送料などの利用料金は公開されていません。

公式:EC物流ドットコム

オープンロジ(株式会社オープンロジ)

オープンロジ(株式会社オープンロジ)

 

2014年10月に株式会社オープンロジがスタートしたサービスです。50拠点のフルフィルメントネットワークを持ち、物流に関するさまざまなニーズに対応できる体制を整えています。

たとえば、業務の拡大や出荷数の増加などにも柔軟に対応できます。ソフトウェアを活用した自動化・効率化で、物流業務にかかる時間の短縮を目指している点も特徴です。具体的には、購入状況や条件に合わせて同梱物を自動でセットできます。小ロットから利用できる点もポイントです。オープンロジは初期費用および固定費無料の従量課金制を採用しています。入庫保管費、発送料金は公開されていません。

公式:オープンロジ

株式会社日新ECパートナーズ

株式会社日新ECパートナーズ

1950年創業の事業者です。2007年に「通信販売 物流部門」を開設、2012年に株式会社日新ECパートナーズとして分社化しました。多種多様なショップの物流を手掛けています。

主な特徴は、商品をバーコードでデジタル管理していることです。これにより、配送ミスを削減するとともに在庫金額・在庫回転率の見える化を実現しています。

利用料金は、入荷から在庫管理、ピッキング、梱包、配送料、出荷までをまとめて790円(税別)~(参考料金)です。返品入庫の検品、シール貼付け、検品などは、作業が発生したときのみオプション料金がかかります。

公式:株式会社日新ECパートナーズ

発送代行に相談するタイミングと契約前に確認すること

依頼先の候補が決まったら、いつ相談するか、契約前に何を確かめるかを押さえておきましょう。

相談するのは販売開始日が決まった時点、2〜4か月前が目安

これから販売を始める方は、販売開始日が決まった時点で相談するのがおすすめです。弊社に相談に来られる方も、販売開始日が決まったことをきっかけに、販売開始の2〜4か月前に問い合わせをされるケースが多くあります。相談から出荷開始までには、見積もりや契約、システムの準備、在庫の納品、テストを含めて数週間〜2か月程度かかるため、余裕をもって動きましょう。

すでに自分で発送している方は、月の出荷件数が判断の目安になります。弊社の「EC事業の運営状況に関する実態調査」(2024年9月・700名)では、委託を検討し始めた月の出荷件数は「71〜100件」が23.9%で最も多く、月100件前後で検討を始める事業者が多いことがわかりました。年末商戦などの繁忙期の直前に切り替えると混乱しやすいため、繁忙期より前に準備を終えておくと安心です。

やめるときの条件も契約前に確認する

発送代行は、始めるときだけでなく、やめるときや乗り換えるときの条件も業者によって異なります。契約前に次の点を確認しておきましょう。

  • 最低契約期間があるか
  • 解約するときの条件(何か月前までに申し出が必要か、違約金がかかるか)
  • 解約時に在庫を引き上げる費用(出庫作業料や、在庫を自宅や次の倉庫へ送る費用)
  • 誤出荷や破損、在庫の紛失が起きたときの負担と補償の上限

これらは見積書には出てこないことが多いため、契約書の内容とあわせて担当者に質問しておくと安心です。

個人で発送代行を使う方からよくある質問

小規模で発送代行を検討している方から、弊社によく寄せられる質問をまとめました。

月額いくらかかりますか?

月の出荷件数と荷物のサイズ、預ける在庫の量で決まります。固定費のない従量課金型なら、出荷した分だけの支払いです。ウルロジの場合、ライトプランは初期費用・固定費0円で1件350円〜、通常プランは月額固定費30,000円で1件300円〜です(いずれも全国一律・梱包資材費込み)。350円・300円は最小サイズの単価で、サイズによって変わります。月600件より少なければライトプランのほうが安くなります。

JANコード(バーコード)は用意しておく必要がありますか?

多くの発送代行は、入庫や出荷の検品を商品のバーコードで行います。商品にJANコードが付いていると準備がスムーズです。JANコードがない商品の場合は、業者側で管理用のラベルを発行・貼付してもらえるか、その費用はいくらかを事前に確認しましょう。

使っているカートと連携できますか?

主なカートやモールは、受注データを自動で取り込めるよう連携している業者が多くあります。ただし、カートの料金プランによっては連携できないことがあり、Shopifyのいちばん安いプランでは発送代行のシステムと自動で連携できない場合があります。使っているカートの名前だけでなく、契約しているプランも伝えて確認しましょう。ウルロジは楽天市場・Amazon・Shopifyなど約20種のカート・モールとAPIで連携しています。

台紙やギフトセット、オリジナル段ボール、ラベル貼りなど、自分の商品ならではの作業も頼めますか?

対応できる作業は業者によって大きく異なります。料金を比べる前に、必要な作業を具体的に伝えて、できるかどうかと費用を最初に聞くのがおすすめです。ウルロジでは、ギフト包装、セット商品の梱包、オリジナル段ボール、チラシやサンプルの同梱に対応しています。そのほかの作業も、商品と作業の内容をお知らせいただければ、対応できるかをご案内します。

出荷が少なくても断られませんか?

業者によっては最低出荷数を設けているため、少量だと断られることがあります。問い合わせの際に、今の月の出荷件数と見込みを伝えて確認しましょう。ウルロジは月1個から利用でき、出荷がない月に固定費がかからないライトプランも用意しています。

発送代行は個人で運営するECの成長に欠かせない

発送代行は個人で運営するECの成長に欠かせない本記事では、個人事業主様が発送代行を導入するメリットや、料金の試算、失敗しないための選び方、おすすめのサービスを解説しました。個人で運営しているECでも発送代行を利用できます。
発送代行の主なメリットは、ECの運営で問題になりがちな発送業務の負担と出荷ミスの軽減です。これにより業務効率の改善や顧客満足度の向上が図れます。以上の特徴から、
筆者は個人で運営するECに欠かせないサービスと考えています。

弊社が支援する個人事業主様の中には、発送代行の利用をきっかけに売上を伸ばした方が多数おられます。発送業務が忙しくてコア業務に集中できないなどの課題を抱えている方に向いています。販売開始日が決まった方は、2〜4か月前を目安にご相談ください。

弊社「ウルロジ」は月1個から利用でき、初期費用と固定費が0円のライトプラン(1件350円〜、全国一律・梱包資材費込み)も用意しています。業務効率の改善や顧客満足度の向上に加えて、物流コストの見直しも目指せます。ご利用を検討される場合は、以下のページからお気軽にお問い合わせください。

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タグ : EC物流初心者向け ECお役立ち情報 発送代行 個人
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藤田直樹
国立大学大学院にて、工学修士課程を修了。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。