AMR (Autonomous Mobile Robot)とは?仕組みやAGV(Automatic Guided Vehicle)を解説

2022.06.07EC/物流用語集
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用語集

AMR(Autonomous Mobile Robot)とは

AMRとは、Autonomous Mobile Robot(自律走行型 協働搬送ロボット)の略称です。
物流倉庫などの施設で、資材や製品の搬送に用いられます。
AMRの仕組みには、一般的にSLAM (Simultaneous Localization and Mapping)という、障害物検知の技術が活かされています。
内蔵センサーで壁や柱までの距離を計測し、周辺の環境地図を構築して位置を測定することで、磁気ガイドテープを使用することなく、稼働領域内の自動走行が可能です。
搬送ロボットの種類にはAGV(無人搬送車)もありますが、AMRとAGVとの違いは、AGVは非ガイド走行ではなく誘導方式を採用している点です。

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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。