インストアコードとは?メリット・デメリットやJANコードを解説

2022.06.08EC/物流用語集
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用語集

インストアコードとは

インストアコードとは、自社店舗内での商品管理を効率的に行うための、事業者独自の商品コードのことです。
一般流通用ではなく、自社店舗のみで商品管理をするために用いられます。
インストアコードは、商品識別コード規格であるJANコードの一種です。通常のJANコードは、事業者コードの登録申請料がかかりますが、インストアコードの利用料は無料です。
インストアコードの採番ルールは、冒頭の2桁が20~29の数字のみに限定されており、最後の1桁(チェックデジット)は自動計算で算出されます。
それ以外の数字は、各店舗で自由に決められます。
インストアコードを導入するメリットは、登録申請料・維持費などの経費を抑えられることと、自社で管理しやすいバーコードを設定できることです。
デメリットは、自社店舗のレジでしか使用できず、一般には流通できない点です。

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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。