BASEと連携可能な発送代行5選と選ぶ際のポイントを解説‼
2024.03.12物流・フルフィルメントBASEと連携出来る高品質・低コストな発送代行サービスを見てみる
気軽にネットショップサイトが作れるBASE。2023年12月には210万店舗を超え、YouTubeやTikTokなどのSNS連携により、今後もますます幅広い年代層で利用者数が増加すると予想されます。
ショップの売り上げが伸びるとともに、検討しなければならないのが物流アウトソーシングです。集客や販売戦略に注力するためには、手間のかかる発送業務を効率的に行わなければなりません。
しかし、いざ発送代行サービスを探そうとなると、どのように選べば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、BASEと連携可能な発送代行サービスを5社に厳選して紹介します。
ぜひ参考にしていただき、今後の円滑なショップ運営のために発送代行の導入を検討してください。
目次
BASEと連携可能な発送代行5社
コア業務に専念するためには、出荷や梱包作業をプロに任せるのが効率的です。
ここでは、BASEと連携可能な発送代行5社の特徴やポイントを解説します。
自社ショップ運営における課題や商品ジャンルと照らし合わせながら、それぞれのサービスを比較検討してください。
BASEと連携出来る高品質・低コストな発送代行サービスを見てみる
ウルロジ
特徴
- WMSで在庫管理から出荷作業までワンストップ対応
- 13時までの出庫依頼なら当日発送可能
- サイズ一律でリーズナブルな価格設定
- 梱包資材・緩衝材の最適化により破損などのリスクを低減
- ECサイトへの集客支援やDM発送など集客のサポートが可能
こんな方におすすめ
- ECショップ事業を始めたばかりの方
- 毎日の出荷業務の時間をコア業務に費やしたい方
- 在庫管理に悩まれている方
- 誤配や発送遅延などのリスクを抑えたい方
その他
- 倉庫形態:自社倉庫常温倉庫
- 倉庫保有資格:化粧品製造業許可証・医薬部外品製造業許可証
ウルロジは、倉庫管理システムによりBASEをはじめとするカートや大手モールとAPI連携し、在庫管理や梱包・発送の指示をオンライン上で完結できるサービスを提供しています。全国一律のわかりやすい料金システムで、ラッピングやチラシ同封などのオプション作業にも13時までなら当日対応が可能です。
また、Webコンテンツの充実化やSEO、DM発送などで集客の課題をサポートしてくれます。
公式サイト:ウルロジ
オープンロジ
特徴
- 全国に50か所の提携倉庫あり
- 化粧品や大型家具・食品など幅広い商品に対応
- 簡単な手続きですぐに導入できる
- 初期費用無料で導入コストを抑えられる
こんな方におすすめ
- これから事業を立ち上げようと検討している方
- 商品の出荷件数に波があり、繁忙期に備えて発送代行を依頼したい方
- 配送方法などあらゆる物流業務について相談したい方
その他
- 倉庫形態:提携倉庫、常温倉庫、定温倉庫、冷蔵倉庫
- 倉庫保有資格:化粧品製造業許可証・高度医療機器等販売業許可証
オープンロジは、物流コンサルタントの役割を担い、事業者様の物流課題に合わせて最適な倉庫や発送方法の提案が可能です。また、誤出荷などのトラブルの原因を分析し、再発防止策を講じます。
世界120か国への発送も対応しており、初期費用や固定費をかけずに事業を始めたい方に最適です。
公式サイト:オープンロジ
はぴロジ
特徴
- クラウドシステム「logiec(ロジーク)」により物流業務を自動化
- 海外を含む全国の倉庫と提携し、迅速な配送が可能
- BASEをはじめとするカートとAPIで簡単に連携できる
- 月間出荷数100件まではシステム月額料金無料
- キャンペーンに合わせた同梱指示も一括してデータ管理できる
こんな方におすすめ
- アパレル商品の在庫管理を効率化したい方
- ロット数の多い商品の出荷作業を自動化したい方
- 配送業者の選択や配送コストに悩まれている方
その他
- 倉庫形態:提携倉庫、常温倉庫、定温倉庫、冷蔵倉庫
- 倉庫保有資格:高度医療機器等販売業許可証
はぴロジは、APIで幅広いWMSと連携し、面倒な出荷作業を自動化できる物流代行サービスです。スタートプランは月額0円で、出荷管理やマッピング機能など全ての機能が利用可能。出荷件数の増加に伴って、柔軟にプランを変更できます。各地の倉庫から分散出荷できるため、配送コストやリスクを抑えることも可能です。
公式サイト:はぴロジ
日立物流
特徴
- 初期費用がかからない従量課金制
- シェアリング倉庫で低価格・拡張性あり
- 土日祝日に発送業務が可能
- 省人化により誤配などのリスク低減が図れる
- 自社ロゴを梱包資材に印刷できる
こんな方におすすめ
- 固定費の負担を最小限に抑えたい方
- 自社商品数を増やして適切に在庫管理したい方
- 繁忙期でも迅速な配送で売り上げ増を目指したい方
その他
- 倉庫形態:自社倉庫、常温倉庫、冷蔵倉庫 (冷蔵倉庫でのEC案件の取り扱い可否は要確認)
- 倉庫保有資格:高度医療機器等販売業許可証
日立物流の発送代行サービスであるSMART WAREHOUSEは、商品管理から配送までの自動化に強みがあります。納品書の作成や緩衝材の投入などシステムで行われるため、自社ECを立ち上げたばかりの人も導入しやすいです。また倉庫を他の事業者とシェアすることで、導入コストを抑えられるだけでなく、急に商品が売れ始めた場合もスムーズな配送が実現します。
公式サイト:日立物流
スクロール360
特徴
- 化粧品やコンタクトを含む幅広い商品に対応
- ライトプランで中小規模事業者でも利用しやすい物流代行
- プレゼント包装やチラシ同梱に対応
- サポートセンターがあるので初心者でも安心
- 全国各地に物流拠点を持つ
こんな方におすすめ
- 配送の品質を高めてリピート顧客獲得を目指したい方
- キャンペーン企画に備えて自社の物流を見直したい方
- 事業を立ち上げる前に物流ノウハウを知りたい方
その他
- 倉庫形態:自社倉庫、常温、定温倉庫、冷蔵倉庫
- 倉庫保有資格:高度医療機器等販売業許可証、管理医療機器販売業許可、化粧品製造加工許可、医薬部外品製造業許可証
スクロール360は、高品質な流通・加工に強みを持ち、ラッピングやカード同梱の他に、採寸などのささげサービスも提供している発送代行サービスです。
ライトプランなら、月間出荷数3,000件まで利用可能で、急な出荷変動にも柔軟に対応してくれます。
また、化粧品やコンタクトの通販に強みがあり、SKU数が多くて工数がかかる一連の作業もシステムで一括して管理。分散出荷にも対応しており、BCP対策も万全です。
公式サイト:スクロール360
BASEと連携出来る高品質・低コストな発送代行サービスを見てみる
BASEとは
これからショップ運営を始めたい方は、BASEの特徴について知っておきましょう。
BASEとは、初期費用・月額料金が完全無料で始められるASPショッピングカートのことです。
ショップ開設の導入コストが抑えられるだけでなく、サイト設計やECに関して初心者の方でも、簡単に魅力的なデザインのショップができるといったメリットがあります。
また「BASE U」ではショップ運営のノウハウを発信している他、個別に相談できるチャットカスタマーサポートも用意。
自由にカスタマイズできる拡張機能「Apps」の種類も幅広く、ブログ作成やInstagram広告などでSEOとSNSからの集客も見込めます。
BASEの利用にかかる金額
BASEには、2つの料金プランがあります。
従来からある「スタンダードプラン」と、2022年4月より新たに登場した「グロースプラン」です。
スタンダードプランは、初期費用・月額費用が一切発生しないプランで、つまり無料でショップ運営をはじめることができるプランです。ECサイトを構築して商品の販売を開始し、売上が上がるまでは一部のテンプレートやAppsの購入を除けば費用がかかることはありません。ECサイトの構築が初めてで不慣れだと開設までに時間がかかってしまい、売上が立たないのに月額利用料を支払い続けなければならないケースはよくありますが、スタンダードプランならそのような事態を避けることができます。
一方で、グロースプランは、ショップの売上規模が大きくなってきたときにおすすめのプランで、月額費用がかかる代わりに手数料がおさえられ、トータルでよりお得に利用できるプランです。
スタンダードプランとグロースプラン、それぞれの料金設定は、表のようになっています。
費用が発生する
タイミング |
スタンダードプラン | グロースプラン | |
月額費用 | 毎月 | ― | 16,580円 |
決済手数料 | 商品が売れたとき | 3.6%+40円 | 2.9% |
サービス利用料 | 商品が売れたとき | 3% | ― |
振込手数料 | 売上金を口座に
振り込むとき |
250円 | 250円 |
事務手数料 | 売上金を口座に
振り込むとき |
振り込む売上が、 2万円以上:無料 2万円未満:500円 |
振り込む売上が、 2万円以上:無料 2万円未満:500円 |
ECサイトの手数料を計算しておらず、想定外のコストを支払うことになってしまったということはよくあります。いざという時に慌てないように、自社が扱う予定の商品が売れるとどの程度の手数料がかかるのか把握しておくことは大切です。
BASEと連携出来る高品質・低コストな発送代行サービスを見てみる
BASE利用者の発送代行の選び方
BASEに適した発送代行を検討する際は、物流業務に関するフォロー体制の内容や、予算内で受けられるサービス内容を考慮して選ぶことをおすすめします。
ここでは、発送代行を選ぶ際のポイントを8点に分けて紹介します。
BASEとのAPI(自動)連携の対応可否
BASEとAPIで連携できる発送代行を選ぶと、日々の受注データを出荷データに変換する手間が省けます。
価格体系
発送代行を選ぶ際には、わかりやすい価格体系のサービスであることが大切です。
基本料金に含まれる業務内容と、オプション業務が明確になっているところを選びましょう。
取り扱い可能商品
自社で取り扱っている商品に適した発送代行を選んでください。
商品の特性にあった物流倉庫があるか、必要な資格を保有しているかも事前に確認することが必要です。
物流品質の高さ
高品質・丁寧に作業可能な発送代行であることも大切なポイントです。
ギフト包装や、複雑な配送の最適化など求めるサービスが用意されている発送代行を選ぶことで、顧客満足度の向上にもつながります。
出荷タイミング
自社に合った発送代行を選ぶ際に注意したい点は、出荷タイミングです。
前日夜や当日の受注に対して、出荷対応ができる締め切り時間を確認しましょう。
また、土日に発送できる倉庫を持っているかどうかも大切です。
最低出荷数
発送代行を選ぶときに確認したい事項は、少ない個数でも出荷対応ができるかどうかです。
スタートアップ事業の場合、特に出荷数に幅が出やすいため、最低何個から出荷対応可能なのかチェックすると良いでしょう。
拡張性
事業成長に伴い、出荷数が一気に増加した際に対応できる拡張性を持った発送代行がおすすめです。1日あたりの最大出荷件数がどのくらいなのかも確認すると良いでしょう。
その他
BASEに適した発送代行を選ぶ際は、実績が豊富なサービスを選ぶと安心です。
また、Webマーケティング・コンサルティングなど、自社サイトへの集客サポートがあると、最短ルートで売り上げアップが期待できます。
BASEと連携出来る高品質・低コストな発送代行サービスを見てみる
おわりに
この記事では、BASEと連携可能な発送代行業者を5社紹介しました。
自社に合った発送代行サービスを選ぶ際には、API連携が可能なところや、物流品質の高いサービスなどを重視して複数検討することをおすすめします。
弊社の発送代行サービス「ウルロジ」では、荷物に合わせて最適な梱包資材を選択し、マテハン機器による省人化・自動化で人為ミスを最小限に抑えることが可能です。
また、13時までの受注なら当日配送もスピーディに承り、事業者様のイメージアップにも貢献します。
物流に関してご不明な点がある際は、チャットでリアルタイムに回答させていただくことも可能です。
ご予算内で、物流業務のワンストップ対応をご希望している事業者様は、ぜひBASEとAPI連携可能なウルロジにおまかせください。
最新記事 by 角田和樹 (全て見る)
- QCDSの意味とは?QCDとの違いや優先順位、改善方法を紹介 - 2024年11月26日
- 東南アジアで人気の越境ECプラットフォーム9つを比較!どのサイトがおすすめ? - 2024年11月21日
- 東南アジアの越境ECの市場規模は?始め方や進出時の注意点を紹介 - 2024年11月21日