流通BMSとは?JCA手順との比較やメリットを解説

2022.06.07EC/物流用語集
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用語集

流通BMSとは

流通BMS(Business Message Standards)とは、流通ビジネスメッセージ標準の略で、EDIの新しいガイドラインとして普及したインターネット回線を利用する通信手段です。それまで使われていたJCA手順は、電話回線で通信が遅く、漢字や画像が使えないなど課題が多くありました。
流通BMSは、従来の運用の課題や問題点を解決するために策定され、業務の効率化や通信コスト削減が期待できます。また、納品や受領データを電子管理することで伝票管理の手間が削減できる点もメリットです。
とくに小売業界の卸・メーカーにおいては、検品作業の自動化や、請求なしで支払いが可能になるなど従来よりも業務負荷が軽減されるシステムとなっています。

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藤田直樹
国立大学院にて工学修士号を取得。大手企業のマーケティング支援を経て、ディーエムソリューションズが運営するEC物流代行サービス「ウルロジ」に参画。 現在はウルロジのマーケティング責任者として戦略から実行までを統括する傍ら、物流倉庫の作業標準化や品質改善プロジェクトも主導。工学的な知見、マーケターとしての顧客視点、物流現場の視点を掛け合わせ、EC事業の成長を加速させる実践的ノウハウを提供する。