総資産回転率とは?効率的な運営をしているかの指標を計算式も交えて紹介

2022.06.08EC/物流用語集
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用語集

総資産回転率とは

総資産回転率とは、総資産を効率的に売り上げにつなげているかを判断するための資産運用効率を表す指標のことです。売り上げを作るために総資産を何回転させているかを表しているため単位は「回」です。また、以下の計算式で算出できます。

総資産回転率=売上高÷総資産

例として、以下のA社・B社の総資産・売上高から総資産回転率を算出します。

A社 B社
総資産 400億円 900億円
売上高 1,000億円 1,000億円
総資産回転率 2.5回 1.11回

同じ売上高であってもA社の総資産回転率は2.5回、B社は1.11回です。総資産回転率は、回転数が大きいほど効率的な運営と判断できるため、A社が効率的に総資産を活用しているとわかります。

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角田和樹
上場企業であるディーエムソリューションズ株式会社の物流関連サービスで15年間、営業やマーケティング、物流企画など様々なポジションを経験。 現在は物流・発送代行サービス「ウルロジ 」のマーケティング全体設計を担う。通販エキスパート検定1級・2級を保有し、実際に食品消費財のEC事業も運用。ECノウハウに対しても深い知見を持ち、物流事業者としてだけでなく、EC事業者の両面からnoteウェビナー等での情報発信を行う。